見出し画像

「新年は初日の出とともに」制作日記

今回2020年12月27日(日)に開催されたUnity1週間ゲームジャムに参加しました!

動機はnote連携で全員もらえるフィギュア...

画像1

全員とは気前が良すぎます!こんなのやるしかないにゃ!

とはいえ今回のゲームジャム,期間は1週間なのですが,やろうと決意したのは締め切り2日前の金曜日で...実質2日間ゲームジャムとなってしまいました...(奇しくもちょうど先週ClusterというVRプラットフォームでの48時間ゲームジャムに参加したばかりでした.)

#テーマ決め

何はともあれまずは何を作るかにゃ!

Unity1週間ゲームジャムは毎回一言テーマがあって,今回は「あける」でした.

そのままにとらえるなら

・開ける

・空ける

すこし外すなら

・「あ」蹴る

なんかもテーマにできそう?

画像2

作戦会議ボード(ひとり)にゃん

ゲームジャムは"限られた時間内に作品を作り上げる"ことが最も重要なので,ギミックなどの"実現可能性"はかなり重要で,自分の頭の中ではすでにあらゆるロジックを組み終わっているものでないと,結局期限内にまにあわないー(>_<)ってなっちゃいます.

わたしが次に重要だと考えているのはゲームとしてのわかりやすさ・面白さです.ゲームジャム作品を遊ばれる方は多くの作品を少しの時間づつ遊ぶと思うので,難しいゲームですと理解する前にやめてしまうことになってしまうかもしれません.

最後に見栄えですが,ここは実装さえ早く終わればどうとでもなります.(Unityのアセットストアは優秀にゃ!)


年末という季節感覚も合っていることから今回は"年を明ける"初日の出を見るために,雲を"空かす"ゲームを思いつきました.雲をドラッグでどかすなどの実装もそこまで難易度は高くなさそうなので条件的にも合格で,今回はこのゲームを制作することに決めました.


#製作開始

ここからは日記形式で制作過程を振り返ります.

まずUnityプロジェクトを作成した後,すぐにやるべきなのがバックアップです.時間の限られているゲームジャム中にデータが消えるなどあったらそこで試合終了になってしまいます(>_<)

わすれずに!!

次に軽くアセットを並べて,サイズ感や見た目を確認しました.CubeやSphereで置き換えていてもいいのですが,ある程度見た目がしっかりしていた方がテンションが上がります.

また,この雲の動きはC#スクリプトで動かしています.本来Unityでこのような動きはAnimationを使うべきなのでしょうが,短い時間を最大限利用しなくてはいけないゲームジャムでは,できることはすべてコードにまとめた方がよいと判断しました.

通常,忌み嫌われる神クラスGameManagerは,超短期かつ個人開発のゲームジャムではありなのでは?

UI作成までのつなぎとして,Inspectorにボタンを設置しておくとデバッグがしやすいです.(カスタムインスペクターを書く手間はありますが)

特に詰まることもなく,スコア計算.雲の動き.スタートリセットなどを組み終えここまでで,ゲームのロジックは完成しました.

#見た目作成

最後にUIを作るフェイズですが,今回はiPadで手書きしました.
下手にUI/Textを並べて作るよりは,ぱっと見のクオリティが高くなったような気がします.

ここまでで一通りゲームにはなったので一度ビルドをしました.

Unity1週間ゲームジャムはunityroom上へのアップロードが必要ですので,必然的にWebGLビルドということになり,使えないスクリプトがあったりするので定期的にビルドした方が賢明です.実際この時,いくつかのスクリプトがWebGLビルドに引っ掛かり削除する作業に30分程度かかっちゃったので,注意が必要です...

#クオリティアップ

ここでゲームに音がないことに気づきました.音がないとプレイしていてもどこか寂しい印象を与えてしまうので,いくつか入れたい音を書き出すことにしました.

・BGM

・ボタン押した音

・クリア時ファンファーレ

今回SE探すためにUltimate Sound FX Bundleを使用したのですが,ダウンロード+インポートに予想以上に時間がかかってしまい,1時間ほど作業ができなかったので時間的にシビアな場合は別の方法を考えた方がよかったかもですにゃ...

#完成

ということで完成にゃ!


いいなと思ったら応援しよう!