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意図的な視座の変更が、思考の深さを生む

こんにちは。RELATIONS代表の長谷川です。

人生を生きていると、ものすごいスピードで日々が過ぎ去っていくのを感じます。自分自身、「もう41歳になったんかー。」と、ため息まじりに自覚することがあります。

そこでふと思いました。
1人の人間としての時間軸で考えるとそう感じるけれど、
人類史から見るとどうなんだろう?
もっといえば、地球の歴史から見るとどうなんだろう?と。

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では、地球上の生物の40億年に及ぶ歴史を、1年に換算した例を見てみましょう。

原始地球が誕生した日を1月1日として、それが1月12日には地球と月に分かれ、2月末には細胞や細菌の存在が確認されます。
そして8月には現在の大陸の基盤となる超大陸が完成します。
その後10月中旬までバクテリアが地球を覆い、11月になってようやく生物が誕生します。11月20日に魚類が誕生し、11月28日に両生類が陸にあがる。

人類の祖先となる類人猿が誕生したのは、12月31日の午前10時40分ごろです。

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       参考:自分史制作所『46億年の歴史を1年間で表してみる』


人類の歴史は驚くほどちっぽけなもののように思えますよね。赤ちゃんどころか、生まれたてホヤホヤの状態と言えます。

そのような視座に立つと、社会的な常識がどんどん変わったり、様々な揺り戻しが発生したりすることも想定の範囲内だと思うことができます。

このように、いまの自分の視座から別の視座へ、意識的に変えてみることで、目の前にあるものの捉え方が随分と変わりますよね。視野が広がり、他者に対する受容のレベルも上がっていくのではないでしょうか。

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RELATIONSが向き合っている”株式会社”という概念も、40億年という全体像からみれば、たった400年くらいの歴史です。さらに言えば、組織開発の概念は、生まれてからわずか100年くらいです。
類人猿が生まれたのは700万年前ですから、このようなマクロな時間軸で歴史を見ていくと、いま当たり前になっている組織の構造や人間の意識も、いろんな変化の前段階と捉える方が自然です。

日常の出来事を見るときに、高い視座に立った思考はとても重要になってきます。ミクロな視点とマクロな視点とを行ったり来たりしながら、「人間とは何か」「生命とは何か」「自然とは」「社会とは」「お金とは」と、いろんな事柄に思考を働かせていくことが大事だなと思いました。

では、今日はこんなところで。

ええ一日にしていきましょう。


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