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円滑な夫婦関係には「共感」が大切だよね、という話。

こんにちは。RELATIONS代表の長谷川です。

以前noteでも書いたのですが、私の持論として、仕事においてもプライベートにおいても、あらゆる人やモノと素直な関係性を築くことがあらゆることの土台になると考えています。(詳しくは過去記事『素直な関係性を考える』をお読み下さい。)
「自分と誰か」、「自分と何か」の関係性の種類はものすごく沢山ありますが、その中でも素直な関係を考える上で、夫婦関係は一つの大きなテーマだと感じます。

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日本の離婚率は、30%ちょっとくらいあります。3組に1組は離婚するというのが現状です。年間約20万件くらいの方々が実際に離婚をされています。

結婚をするということは、夫婦ふたりの影響だけではなく、その両親やその先にある家族までつながりあっていくことになる。そして、それぞれの家系には系譜があり、歴史がある。その中で大切にされてきているものや価値観などがあり、それらが夫婦ふたりの関係に影響を及ぼし合っている。

夫婦というのは、それぞれが惹かれ合うところからその関係をスタートさせていくことが多いですが、二人の関係が深まっていくにつれて、その外側にある互いの家族システムからの影響も受け始めます。
また、子供が生まれるとその要素も絡んできて、大きな影響が出てきます。

この辺を二人ですり合わせながら、バランスを取って円滑にしていくことが結婚生活の難しさでもあり、醍醐味でもあると思います。私自身も結婚し、当事者になってみて感じることは、「めっちゃ難しいやん!!」ということです。

自分の大事な価値観が否定されていくと、徐々に自分の価値観の外側にあるものを受容しづらくなっていく現象が起こります。
私の例で言いますと、結婚してすぐの頃は、家に友人を呼ぶことが自分の趣味で、良く人を家に呼んでいたのですが、奥さんから「私は自分の境界を大事にしたいからあまり頻繁に呼ばないで」と言われて、その都度何かしらかの喧嘩した記憶があります。(笑)
人によって本当に物事の捉え方は様々ですよね。

夫婦の間だけで影響範囲が留まればいいのですが、嫁姑問題のように関係者が複数登場し始めるともう手に負えません。一気にややこしくなります。
いまこのnoteを読みながら「そうそう!」と頷いていらっしゃる方もいるのではないでしょうか。

私は今年で結婚生活14年目なのですが、これまでいろんな荒波があったなぁ・・・という苦い想い出と、同時に乗り越えてきた感慨深さもあったりします。(笑)

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そんな経験から私が唯一言えることは、夫婦の外側にある問題を指摘しても前には進まないということです。まずは、夫婦そのものの関係性を見つめてみることをおすすめします。

一言で言えば、夫婦が素直な関係を築けているかどうか、というところに尽きるのではないか。

言い換えれば、

「お互いの願いや想いを聴きあうことができているか?」       「パートナーの願いや想いを大切にしようとしているか?」

ということだと思います。

これは一度そのような対話の場を設ければ解決するものではありません。相手も自分も、日々いろいろなものの影響を受けながら、叶えたい願いや募る想いの内容はつねに移ろっています。対話を重ねることで、その時の想いを都度共有し、相手のそれも聴いて受け入れるというアクションが大切です。

そんな中で、少しずつ共感が芽生えていきます。共感が芽生えて、互いを応援し合える状態になっていることが大事なんだろうと思っています。
この土台があると多少の問題は、心のザラつきはあるけど、協力して乗り越えていこうとなります。

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一方で、関係がギクシャクしていて、「あなたのことなんて知らないから自分でやってよ」というような言葉が飛び交う状態は、危険信号が点滅しています。そんな関係性の状態に陥り、さらにそこへ嫁姑問題などが降り掛かってくると、絡まりあった糸に重たいものが乗っかってきたように複雑かつ痛みのある問題へ発展していきます。みなさんも多少は経験があるのではないかと推察します。私もよく経験しております。(笑)

素直な関係が夫婦の土台としてあるかどうか。お互いの想いが素直に行き交っているかどうか。そこが一つのバロメーターにもなるなと最近は感じています。夫婦関係に滞りがあると、その先に血流が回っていかず、問題が大きくなるなと。
そんなとき、長谷川家では、ワイン一本を開けて二人で飲みながら対話するということを習慣にしています。夫婦それぞれで関係性のサインを認識し、やばいと思ったらそれぞれが解決へ向けて動き出せるといいですよね。

では、今日はこんなところで。
  
ええ一日にしていきましょう。


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