【2021年4月23日】サンジョルディの日、5名の方に本をプレゼントします。先着順!
0.概要
私が少しでも多くの人に読んでほしい!と思う本を、ご希望の方(それぞれの本 先着1名)にプレゼントする企画です。
このnoteで紹介している1~5の本の中で、あなたが読んでみたいと思うものがあれば、あなたにプレゼントします。
ご応募(?)は、おひとり様につき1作品限定とさせていただきます。気になる本が複数ある方は、ひとつに厳選してくださいませ☆
欲しいと思った方は、どの本が欲しいのか分かるよう、コメントもしくはDMをください。
このnoteは公開と同時に、私のinstagram(ストーリー)、facebook(投稿)でシェアします。このnoteにコメントをくださってもいいですし、facebookやinstagramにコメントorダイレクトメッセージをくださってもかまいません。
予算の都合上、各本先着1名様限定にプレゼントさせていただこうと思っております。つまり、早い者勝ちです!
※発送の際に"住所とフルネーム"をお聞きすることになりますので、抵抗がある方はご遠慮くださいませ。
サンジョルディの日にちなみたいので、発送は4月23日前となります。4月23日にお手元に届けばいいなと思っております。
4月23日は、サンジョルディの日。スペインのカタルーニャ地方の風習で、大切な人に本を贈る日とされています。
いいな。私もやってみたい。
自分が読んだ、好きな本をプレゼントするのって、自分の中にあるセカイを一つ、共有することになるんじゃないかな。
と、一方的に、私の中のセカイを広めたいので、4月23日に勝手に本を送り付ける。という企画をやります!
私を支えてくれたたくさんの本たち。その魅力を、少しでも周りの人に知ってほしくて。
読んでみたい!と言ってくださった方に、贈らせてほしい、そう思っています。
1.『君の膵臓をたべたい』住野よる
好きな本は?と私が聞かれたら、一番に思い浮かべる本がこれ。住野よるさんデビュー作の『君の膵臓をたべたい』。
私たちは自分で選んでここにいるんだよ。
生きるって、どういうことなのか。
日々を選ぶって、どういうことなのか。
強くて芯のある咲良が、教えてくれます。
2.『また、同じ夢を見ていた』住野よる
住野よるさんで一番有名な作品は先ほどの『君の膵臓をたべたい』でしょう。『青くて痛くて脆い』も、杉咲花さん主演で映画化したことで一躍有名になりました。
しかし、私が住野よるさんの作品で一番好きなのは、2作目の『また、同じ夢を見ていた』です。
人は、悲しい思い出をなくすことは出来ないの。でも、それよりたくさんのいい思い出を作って、楽しく生きることは出来る
誰かを好きになることを諦めなきゃ、必ず幸せな人生になる。
だから、大切に。
毎日を後悔しないように生きようと、決意させてくれる作品です。
3.『カラフル』森絵都
読後のすっきりとした気持ち。初めて読んでからかれこれ10年以上経ちますが、今でもたまに思い返します。
鮮明に覚えているのは、この一文。
この世があまりにもカラフルだから、僕らはいつも迷ってる。どれがほんとの色だかわからなくて。どれが自分の色だかわからなくて。
登場人物(?)は個性的なようで、どこにでもいそうな面々。その、現実を現実として突きつけつつ展開されていくストーリーに、胸が痛くなるシーンもありました。でも、だからこそ感情移入しやすい。
そして、主人公は気づいていくのです。
ただ、生きているだけでは気づけなかった、あの人の思い、あの人の気持ちに。
読後に、そっと自分の胸、大切な人の胸に、手を置きたくなるような作品です。
みんな、自分の色を持っている。
4.『みかづき』森絵都
こちらも森絵都さんの作品。私はどうも森絵都さんが好きらしいです。
この本を読み終わったあとの私は、なんとfacebookに備忘録を残していました。それほどまでに印象的な本だったんだなぁと改めて痛感。
当時、facebookに書いた文章を、そのまま引用しておきます。
タイトルからは想像しづらい、「教育」に関するストーリー。変遷する時代とともに、変遷するニーズ。
教育に携わる者は、何か困難にぶつかる度に、自分は浅はかだった、自分はどこまでも未熟なんだ、と突きつけられるような気になります。
いつもどこか欠けているような、そんな背徳感すらも覚える。いつまで経っても、さらなる理想像が自らをつけまとい、教育ってなんだろうと、押しつぶされそうになる。
“教育は、子どもをコントロールするためにあるんじゃない。不条理に抗う力、たやすくコントロールされないための力を授けるためにあるんだ。”
読めば読むほど、タイトルに込められたいくつもの意味に、はっとします。
思わず月夜を仰いで、「これまで」と「今」と、「これから」に、思いを馳せたくなるほどに。
「教育」という世界の熱の、虜になってしまいました。
子どもと関わることをされている方、全員に読んでほしいな、と思った一冊です。特に、教育職の方に。
5.『流れ星が消えないうちに』橋本紡
この本に出てくる言葉たちは、こちらの記事を書いた時にたくさん引用させてもらいました。
切ないお話です。だけど温かいお話です。
優しく、そっと寄り添ってくれるお話です。
人は、生きていればキリがないくらい辛いことや悲しことに遭遇するけれど、そういう経験があるからこそ、強く、優しくなれるんだろうな、と思います。
自分の感情にどっぷりと浸って泣きながら過ごす日々も、いつしかそれ自体が強さの源になるだろうし、それでもこの世界で生きていく自分自身のことを、もっと褒めてあげてもいいんじゃないかなって、少し思う。
そうして、動いていく。
考えてばかりで立ち止まっていないで、動かないと。
動いてこそ、見えてくるものがある。
立っている場所が変わると、同じ風景でも違うふうに見える。
主人公が、辛い過去を受け入れながらも、少しずつ少しずつ前に進んでいる感じが、とてもよかったです。
歩き出す瞬間を、描いたお話なんだろうな。
「空を見上げるのは、祈りだ。
傷つき、苦しんできたひとたち――永遠を生きることがかなわないからこそ愛おしい生を生きるひとたちが捧げる、歩きだすための祈りだ。」
6.詳細
このnoteで紹介した1~5の本の中で、あなたが読んでみたいと思うものがあれば、あなたにプレゼントします。
1.『君の膵臓をたべたい』住野よる
2.『また同じ夢を見ていた』住野よる
3.『カラフル』森絵都
4.『みかづき』森絵都
5.『流れ星が消えないうちに』橋本紡
欲しいと思った方は、どの本が欲しいのか分かるよう、コメントもしくはDMをください。
ご応募(?)は、おひとり様につき1作品限定とさせていただきます。気になる本が複数ある方は、ひとつに厳選してくださいませ☆
このnoteは公開と同時に、私のinstagram(ストーリー)、facebook(投稿)でシェアします。このnoteにコメントをくださってもいいですし、facebookやinstagramにコメントorダイレクトメッセージをくださってもかまいません。
予算の都合上、各本先着1名様限定にプレゼントさせていただこうと思っております。つまり、早い者勝ちです!
※発送の際に"住所とフルネーム"をお聞きすることになりますので、抵抗がある方はご遠慮くださいませ。
サンジョルディの日にちなみたいので、発送は4月23日前となります。4月23日にお手元に届けばいいなと思っております。
なにか質問がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
2021.3.23 はるな
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?