仮面

最近、心友に話を聞いてもらった
夜中に呼び出してしまい大変申し訳ない
気持ちだったけど
会って顔みたら安心しちゃって泣いた

"最近また仮面被っちゃった"
こう言った

大学入ってから、
高校みたいに誰かに悪口言われたり
仲間はずれにされるのが怖くて
仮面が厚くなっていった

昔から周りのいて欲しい自分でいて
いい子ちゃんして、
でも嫌われて、どんどん仮面が厚くなって

嫌味でもなんでもない小言が嫌味に聞こえて
怖くなったり、
昔からの努力なんてみんな知らないだろうけど
あからさまに最初からできるように言われて
割とそれキツくてさ、
最初から私もできたわけじゃないし
負けたくなくて悔しくなくて
ただばかまじめに走ってたら上手くいってた
みたいなことはあるんよね、
負けず嫌いすぎるから、
負けたくなくて、負けないような努力は
してきたつもり、
そんなん見てほしいわけじゃないけど
でも、最初からできるって言われるのは
違うよ、やっぱり。
歌も勉強もバイトも、最初は下手で失敗ばっかで
間違えばっかりなんよ、
でも間違いから目を逸らさないように
見つめたから徐々に出来てきたわけでさ、
でもそれをいとも簡単に出来たかのように
言われるのがなんか悔しくて。
ほのさんはできるから良いですよね、
って言われて、
褒め言葉ー！？ありがとう〜🎶
って感じで返したけど、
そんなことない、

私はやっぱり仮面を被っている

みんなの前では明るくて
元気で、優しくて、
でもそんなことない、
根暗だし、引きこもりだし、優しくなんてない

みんなが見てる私は誰なの、って
家に帰って思うこともある、
オンオフみんなあると思うし
私の場合は、オンとオフが天と地の差で
ギャップがきつかったりもする、
作り上げた私は、結局、ロボットみたいで
本当の私を見てくれる人なんているのかな、

私が私でいることを許してくれる人はいるのかな

って最近とても思う、

私も私がわからないけど
根は明るくない、それだけはわかる
取り繕って、身につけた技術みたいなもの、
明るく接すると親たちが喜んだから
多分ただそれだけの理由。
愛想がいい、と褒められる
話が聞ける、と褒められる
気をつかえる、と褒められる
ただそれだけ、褒められることでしか
自分を肯定されてる気になれなかった結果
私は私を見失ってしまった

いつかちゃんと仮面を外せた自分を
大事な人に見せれる私になりたい。