![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/167593964/rectangle_large_type_2_e25b45746a176de1d256ccc0c6e1e838.jpeg?width=1200)
セトリの一曲目
1つのアーティストのみで構成されるワンマンライブに対し、複数のアーティストが出演するライブのことを、対バンライブとかブッキングライブ 主催者がバンドをブッキングするので―― と呼ばれるそうだ。
ブッキングライブは、他のバンドがお目当てで自分たちのことは全く知らないお客さんがいっぱいいる。ある意味"アウェイ"な状況。僕自身も、好きなバンドをお目当てで行ったブッキングライブで、お目当て以外のバンドを知らないけどいちおう聴いてみようとなることはよくある。そういったはじめましてのお客さんには、1曲目が刺さるか刺さらないかが、残りの楽曲を聴く姿勢に大きく影響すると思う。
Capitanにとっての1曲目といえばやっぱり『Canvas』。よくCymbalsみたいと言われていますが、やりたいことがそれなので、その通り。初めてのライブだったkiminospeedkanや、GPRに初めてお呼ばれしたGPR Vol.49はCanvasからスタートしている。なんなら初リリースも、1st mini albumの1曲目もCanvasだし。コントレイルとか、うたうくじらFMとかもThe Capitanなのだけれど、最初に作った楽曲で、一番演奏に慣れているのもあって、緊張しそうなライブほどCanvasから始めて安心したい!という気持ちもある。
逆に、2回目に呼んでいただいたGPR vol.50や、自主企画ライブのM.P.C.R.はCanvas以外の曲からスタートした。毎回おなじ曲からだとよく来てくれるお客さんに飽きられそうだし、僕らもいろんなセトリをチャレンジしたい。Capitanがライブに対して緊張感をもって臨んでいるのか、安心感(?)をもって臨んでいるのかは、ライブの1曲目でばれてしまうというお話。
Capitanにとっての一曲目『Canvas』
https://www.youtube.com/watch?v=IZzJ4RLVCck
1曲目と書いたけれど、ほんとに大切なのは1音目なのかもしれない。会場のBGMがだんだん小さくなって消えて、沈黙の中アーティストがでてくる。高まりきった期待感と緊張感に応える最初の音。そう思うと、僕にも思い出深い1音目はたくさんある。2017年、高円寺HIGHでのTweedeesの『速度と力』とか、2018年、ZeppTokyoでのくるりの『東京レレレのレ』とか。何年もたった今でも鮮明に”1音目”を覚えている。
GPR vol.52の1曲目も『Canvas』。Capitanは大阪にゆかりがあるから大阪はホームと言いつつ、内心はCapitanを知っているお客さんが全然いなかったらどうしようとちょっと緊張していたり。ちなみに1音目は僕がベースのミュートを切り忘れて音が出ないという失態を犯してしまった。最初の1音目はほんと大切。もう2度と同じ失敗をしないように、戒めとしてnoteに書き残しておこう。
そんなGPR52の配信アーカイブが12/30まで。12/29まででした。
https://twitcasting.tv/c:gprofficial/shopcart/347358