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クラスメイトから学んだこと①
日本の美容師は…
「日本人の美容師さんは、真面目だね。 お店の掃除をしていて、偉いと思った。」
大学院の後輩Rさん(中国出身)が、当時私が勤務していたサロンに初めてお客様として来てくれた時の感想です。相当、驚いたと話していました。
「日本人は、技術力も高くて、きれい好きだし、良く働く。おもてなし、ホスピタリティがある。凄いね。
中国では、自分が働く店でも、掃除をしない人は多いよ。自分の仕事だと思っていないから。」
衝撃的!!
自分の店の掃除は、自分の仕事と思わない…。
そんなことを口走ったら、場合によっては、出直してこいって追い出されるかも…
日本で生まれ育ち、日本の常識、日本の美容業界の当たり前に、浸りきっている私にとって、 思ってもいなかった反響に、本当に驚きました。
日本の美容の技術力、おもてなしが褒められることはよくありますが、掃除が褒められるとは。
なぜ掃除をするのか?お客様を迎えるために、 また、掃除や片付けは、精神を整える意味合いもあること。 日本は古くから、様々な物に神が宿るので、物を大切にしましょうという考えがあることも説明しつつ、自分でも改めて当たり前にやっていることの意味合いはなんなのか?を問い直すきっかけにもなりました。
国、文化や習慣、国民性、考え方、教育、視点の違い。
その違いを比べてみると、面白いだろうなとも 感じますが、日本で働く外国人がもっと増えた時に、一つ一つの事の意味合いを説明し、理解してもらい、実践してもらうか? しっかり伝えていく必要があります。
多様性って、そういうことだな。と感じます。
日本にいながら留学している感覚
大学院在学中、周りの学生は、主にアジア圏からの留学生。また、日本で起業した外国人の経営者もいたり。日本人学生は1割。 国籍も年齢もキャリアも様々でした。
こういったクラスメイト達と共に勉強できたことはとても興味深く、有意義な時間でした。
みんな、違って、当たり前。その前提で話が できたことは、本当に新鮮でした。
○日本や日本人がどう見られているのか。
○国と国との問題が、個人と個人の人間関係に 直結するものでもない。
ということも肌感覚で理解しました。
みんな日本人と仲良くなりたい
「(学校に)日本人が少ないから日本語を話す機会が少ない。もっとうまくなりたいんだけど。」
「日本人の友達をつくりたいのに、なかなか増やせない。」
この意見を聞いたときに、逆の立場だったら、ということを考えました。 せっかく勉強のために日本に来たのに。
数少ない日本人学生として、ちょっとした申し訳なさを感じました。
これは反省した点でもあって、これからは日本語を勉強している外国の人とは積極的に話しをしよう。と決意しました。
大学院は卒業(修了)したけれど、その後も同級や先輩、後輩とも会う機会はあります。 近況報告しつつ、一緒に何か企画しよう!と声をかけあえることも嬉しいことです。
今は、コロナ禍で外国との行き来は難しいですが落ち着いたら、みんなの母国にも出かけたい! その日を心待ちにしています。
その20
Aya Horiguchi
https://ayahori1181.wixsite.com/website
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