日記 2023年12月5日(火)〜12月6日(水)
12月5日(火)の日記
午前7時15分に起床。いちめんの曇天。電車の中で迂闊にも座れてしまい眠りに落ちる。
(仕事中につき9時間後にワープ)
チバユウスケが。
こんなとてつもなく大きなニュースが風のように流れてきて、それを受け入れようとしている自分が怖くなる。
日々をただ浪費していないか。
今しかできないことを、今やっているか。
ミッシェルもBirthdayも聴かずに、電車の中では歌詞を考えていた。それが今、自分にとって一番大事なことだ。一喜一憂するなよと言われている気がする。
帰宅して晩飯を食べて缶ビールを飲みつつ弾き語り。部屋では小声でしか歌えない。力まず素直に歌うことの難しさ。うまく歌おうと思ったとたんに嘘くさくなる。字を書くように、繰り返しなんだよな。自宅からライブ配信してる人たちは、みんな防音の部屋なんだろうか。いいなあ。午前2時就寝。
12月6日(水)の日記
午前6時45分起床。年末ワンマンのセットリストを練り直し。Denny Laineの訃報。やっぱ堪えるな。『Wings Over America』何回聴いたか(観たか)わからない。ありがとうDenny。
週末にかけてあたたかい日が続くらしい。電車の中は暑いくらいだ。益田ミリ『マリコ、うまくいくよ』を読む。感情を掬い上げ、寄り添える才能。それを絵と言葉にして伝えられる非凡な才能を持ちながら「私はみんなと同じです」と言っているようなその視点。書き途中の歌詞が頭の中をぐるぐると廻っている。
(仕事中につき9時間後にワープ)
人生の何分の一かは寝ているのだから、睡眠の質は重要だという理屈がある。それと同じで、電車に乗っている時間をトータルしたら人生の何分の一かを占めるならば、その時間をどう過ごすかはそれなりに大事な意味を持ってくると思う。
最近「座りたい」と思うことが増えた。寝たいと思うことが増えた。頭をすっきりさせたいからだ。などと考えながら、今日もうつらうつらの中で、歌詞を探っていた。必ずもっとふさわしい言葉があるとわかっているのだ。あとちょっとで届きそうな気がして、延々考え続けている。三沢光晴はかつて「俺は“それなり”の試合はしないからね」と言った。それなりで終わらせてはいけないのだ。
帰宅、晩飯、缶ビール、ギター弾き、いつもと変わらない自分の時間。明日読む本を用意してから横になる。午前1時就寝。
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