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キャリコンサロン編集部で、初めて投稿します。よろしくお願いします。

SDGsとの出会い 

人々の暮らしを豊かにするはずの資本主義は、貧富の差を国にも人にも拡大しています。地球が悲鳴を上げているにもかかわらず、経済成長を旗頭に貧困国を犠牲にして国力増強に邁進しています。日々の生活にすら困っている人がいるのにフードロスが頻発し、海の生態系を破壊するプラスチックごみの大量廃棄が後を絶ちません。

そんな日々を憂いていた時"Leave No One Behind"(誰ひとり取り残さない)というSDGsの理念に出会った私は稲妻が貫くような衝撃を感じました。

MDGsからの流れ

実は、2001年から2015年の15年間、SDGsに先駆けてMDGs(Millennium Development Goals)という活動が8つの開発目標を定め、主として開発途上国(グローバルサウス)の課題解決を中心に進められました。

1.極度の貧困と飢餓の撲滅  2.普遍的初等教育の達成      3.ジェンダーの平等の推進と女性の地位向上            4.乳幼児死亡率の削減  5.妊産婦の健康の改善         6.HIV/エイズ、マラリア及びその他の疾病の蔓延防止        7.環境の持続可能性の確保                    8.開発のためのグローバル・パートナーシップの推進

これらの目標のうち、1/2/6については、概ね目標が達成されました。しかしながら、他の項目は改善が進んだものの目標未達に終わりました。

そこで、目標(Goals)を17個に増やして、しかも先進諸国を含めて文字どおり全世界共通目標として2030年を達成目標年度として2016年にスタートしたのがSDGsなのです。

私が目指すSDGs 

私が共鳴したSDGsの理念にある"No One"というのは、人間だけを指しているのではありません。動植物も含め、地球上のあらゆる生物の共存を目指したものです。

皮肉なことですが、SDGsの達成を危うんだと思われるCovid-19が、我々人類に100年ぶりに鉄槌を加えました。

経済成長を止めろとまでは言いませんが、江戸時代の禅僧 東嶺円慈が唱えた「君子財を愛す これを取るに道あり」という教えに答えがあるのではないでしょうか。

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