「名前を変えたら自分が失われる」というやつ、タチの悪い呪いだとしか思えない。幸いにして私は呪われずに済んだけど、その呪いを存続させる制度を作るのには反対です。必要なのは呪いを解く制度です。
大相撲の力士が親方になるための要件の1つに、日本国籍の取得がある。外国人力士が日本国籍を取得するときの戸籍名が結構自由に決められるみたいでうらやましいんだよなあ。私も玉鷲一朗になりたかった。
選択的夫婦別姓、なにも問題ないよという顔をした制度だけど、私のように旧姓も新しい姓も両方名乗りたい!タイプは生きづらくなりそうでやだな、とも思っている。マイノリティに厳しい世の中だからちゃんと声を上げとかないと無視されるのできちんと言っておこう。
結局虎に翼って、現実はひどいね!というのはちゃんと書くけど、それでも私たちは強く生きられるんだぜ!は描かないから結果的に元気が出ない作品になってるように私は思ってるんだけど、どうにか最後はこれをひっくり返して欲しいな。
私は改姓した人とそうでない人の格差を意図的に維持して不平等を守りたいから選択夫婦別姓が必要なのね、と思ってる人間なので、政治家の皆さんには私を納得させるような制度づくりを望みます。
虎に翼で夫婦別姓の話が出てきたけれど、ああいう物言いに触れる度に改姓した人間は何もかもを諦めろと言われているような気分になる。そんなことさせるものか。航一と寅子の人前式の様子を観て普通にいい話だと思った人たちは自分に何が見えてないのか考えて欲しい。
今週は育休から復帰して久しぶりの仕事!ああ、仕事ってこんな感じだったなあと思い出したよ。
子どものマイナンバーカードの申請を済ませた。顔写真を数打ちゃ当たる作戦で撮った結果、スマホにずらりと赤子の写真が並ぶ。
我が子がかわいい。これだけで子ども産んでよかったと思える。