見出し画像

引き寄せの法則やエッセンシャル思考。

愛のコーヒーカップ理論というものがあります。

要するにこれは自分に徹底的に愛を注ぐことで、人生が好転する。そして自分が満たされると、注いだ愛が溢れ出し、周囲の人をも幸せで満たすという理論です。

方法としては、自分にとって良い気分になれる事柄を10個、1枚ずつカードに書いていきます。そしてランダムに毎日カードを1枚ひいて、そのカードに書かれたメニューを実践していくというものです。

自分に徹底的に愛を注ぐというのは、好きなことを毎日行って、気分を良くするということです。


引き寄せの法則

好きなことを毎日行って、気分を良くするというだけでも人生が好転したと言えると思うのですが、私はここで以前本で読んだ「引き寄せの法則」というものを思い出しました。

「引き寄せの法則」とは、人間は頭の中でイメージしたことや、それに伴う感情と同質のことを現実世界に引き寄せるという法則です。

例えば自分が将来やりたいことをイメージし、そのイメージしたことが達成したときの喜びの感覚なども想起させていると、その現実が起こりやすくなるというものです。非現実的な話のようにも思えるのですが、脳の仕組みがおそらくそのようになっているのだと思うのです。

「車を買おう!」と思った時には街を歩いている時に車に意識が向くことが多くなったり、カバンを買おうと思った時には、街中でも人のカバンが気になったりすることがあると思います。

また職場で嫌いな人がいた場合、その人のことが嫌いなのに必要以上に視界に入ってくることもあると思います。

学生時代などはその逆でクラスメートに好きな子がいると、やけにその子が気になって見てしまうこともあると思います。

このように「必要」「好き」「嫌い」など感情が想起される事柄に対して、それにまつわる情報を収集する習性が人間はあるのではないでしょうか?

だから実現したいことは「必要」だと思ったことであり、意識するだけでそれにまつわる情報をかき集めるようになり、物事が達成されやすくなるのだと思います。


引き寄せと愛のコーヒーカップ理論

「引き寄せの法則」にのっとって考えると、重たい気分で過ごしていたら、気が重たくなるような出来事を引き寄せる(着目する?)し、楽しい気分で過ごしていたら楽しい出来事がもたらされます。

徹底的に愛情を自分に注ぐことで、楽しい気分になれるわけですから楽しい出来事がもたらされるはずです。

そこにイメージを組み合わせると、願望がますます実現しやすくなるのではないでしょうか?

だから、「愛のコーヒーカップ理論」+イメージする=願望が叶う!なんて、めでたいことを一人で考える日曜日の朝・・。

この世界観を抵抗なく受け入れることができるということは、私はかなりスピリチュアル寄りな人間なのでしょう。

あと、あまりにもこれまでの人生がうまくいかなかったので、スピリチャアルにすがったというのも事実です。

幸福の方法

三十代の前半まで、あえて人生において苦しくなることを選択してきました。

苦しい出来事が人間を成長させると思っていたのですが、散々痛い目にあって、それが自分が望んでいないことだと気づいたのです。

楽しく幸せな人生を歩むためには、選択が重要です。それは意識的に「楽しいこと」を選ぶ必要があるということです。

たまに人生はとてもシンプルという言葉を本などで読んだりするのですが、その意味はこのことではないかと思います。ただ自分にとって苦痛を感じることを避けて、楽しいことを選ぶという当然なことなのです。

やりたくないことはやめたら良いだけの話なのです。

人生はそこまで長くないと思います。苦痛を感じている時間がもったいないと私は思うので、苦痛はシビアに切り捨てることが大事だと思います。

職場でこのような話を聞きました。職員駐車場が工事のために大部分が使えなくなったそうです。

そこでその職場の上司が、公平にくじ引きで残りの駐車場を使える人を選ぶことを提案したそうです。そしていざくじ引きをするとその上司がハズレくじをひいたそうなのです。しかし言い出しっぺのその上司がゴネて、駐車場の利用を変わるように部下に言ってきたそうなのです。

するとその部下が上司に駐車場を譲ってしまい、職場から遠い駐車場を割り当てられる羽目になったそうです。

この話を聞いて、私がもしこの部下の立場ならきっと同じことをするなと思いました。

上司の申し出を断って機嫌が悪くなられるなら、自分が犠牲になって調和を保つという発想を私もしがちだからです。

やりたくないことをやめて、楽しいことを選ぶというのは自分を1番大切にするということです。

きっとこの上司は忠実にこの価値観を守っているのでしょう。幸福はときとして人に迷惑をかけるようです。

エッセンシャル思考

そこで着目するのがエッセンシャル思考です。

この思考法は自分が大切だと思うことのみを生活に取り入れ、それ以外は省いていく思考法です。

先ほど触れたことですが、苦痛に感じることをシビアに切り捨てていき、楽しいことや好きなことを選び取っていくわけなのですが、そのためには自分のことを知る必要があると思います。

感じていることが自分でもわからない人っていると思うので(私も昔、感じていることがわかっていないと言われたことがありましたが・・)、自分を知るためには体験することが必要だと感じます。

「社会的ひきこもり」の方が集う、フリースペースに通い始めた時期に他のメンバーが結構な「やらず嫌い」でした。

私は自分が未熟だと思っていたので、フリースペースのスタッフさんが提案したことは一先ず取り組んでみるスタンスでした。

他のメンバーは提案されたことをとにかくやらずに自分の好きなことしかやろうとしませんでした。しかし人生を変えるためには新しいことも取り入れる必要があると思います。

自分がこれまで経験している好きなことだけだと、意識は変わらないし新しい出会いも無いので、現状は変わらないと思います。

それもあってメンバーたちの中で私が一番最初に仕事に就くことができました。

「好き」「嫌い」の感情面での理解は他のメンバーより弱かったと思うのですが、体験してみようという積極性があったので、その点が成果につながったのだと思います。

やめてみたこと

2020年の終わり、これまで本に書いてあるノウハウを実践していき、人生をより豊かなものに変えていく生活を続けてきたのですが、それを投げ出したくなり、自宅の本をほとんど処分しました。

本を読んで実践できそうなことをリスト化した束も常備していたのですが、そのリストも捨てました。

このリストの束は私の中では大切なものでしたし、本も大切なものでした。大切なものだったのですが、執着のようにもなっていたのです。

実践することで成果が出れば良いのですが、現状もそれほど変わっていなかったので、苦しくなって何かを変えないといけないと思ったのでしょう。

苦痛なことでも、頑張って継続していればその先で成果が出てくると思っていたのがこれまでの自分でした。今回は自分の気持ちに素直になることにしました。

エッセンシャル思考の第一歩だと思います。

苦痛なことを省いたスペースに愛のコーヒーカップ理論でも何でも良いので、自分が心地良いと感じることを取り込んでいけば、人生は好転していくと思います。

ということで愛のコーヒーカップ理論のカードを引くと、本日は「足裏マッサージ」が出たので、夜にネットカフェにでも行ってマッサージチェアーに座ってこようと思います。






いいなと思ったら応援しよう!