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日記〻ポローんポローん。と、一音、一音を確かめるように

3日坊主でも大丈夫、3日間で区切る日記をつづける。

1月10日(金)
新宿ピカデリーで宇多田ヒカルの「SCIENCE FICTION TOUR 2024」のライブ映像を観た。冒頭、暗がりでポローんポローん。と、一音、一音を確かめるように鳴っていたピアノの音。
孤独、暗がり、手探り。
創作の原点を感じてもう泣きそう。
17曲目に『あなた』、その後のMC、そこからの『花束を君に』で凄みがすごい。
ああああ。とか。ふええええ。とか思っていたらあっという間に終わって呆然。
帰宅し、セットリストやMCを手帳に書き写し。
ずっと寂しさや悲しみ、不平等を歌ってきて最新作「愛は光 愛は僕らの真髄」という歌詞にたどりついたことにまた感動して興奮しながら寝た。


1月11日(土)
一日の歩数が14,539歩を記録していてはちゃめちゃに動き仕事をした日。
朝、会場内ですれ違う人みんなに挨拶をして「一緒に頑張りましょうね」という念を送る。何かの団体戦のような気持ち。
そこからぐおおおおおと働いて夕方、バックヤードで整理整頓をする。その時に同僚にもらって食べたキットカット。キットカット史上一番うまくて天を仰いだ。パッケージには「キット、これでいいのだ」と書いてあった。


1月12日(日)
朝起きて布団の中でぼ〜〜っとしていたら、「文章の編集は彫刻を作ることに似ている?」と思って筋肉痛やら疲れがすごい。
15時半ごろに着く気持ちで小杉湯に向かう。
早い時間は空いてて快適だな〜と思いつつ、混んでいる時もそれはそれでうれしいので、どんな小杉湯も好きという事だ。
ゆっくり温まって出、待合室で待ち合わせて初めてのパターンに嬉し笑いをしてしまう。
そこから近くの亜時戸で海鮮をたんまり食べて、たんまり話して共通の話題が繋がっていくのがたのしい。湯冷めしてきたので解散し、いい日だったなと思いながらバスに揺られて帰宅。
交互浴した日の夜、お布団の中であの温かさが戻ってくるの、なんて言うんだろう?湯戻り?とか考えて。調べたら銭湯から帰ることを湯戻りと言うらしい。自分が考えたパターンはお湯が主体だった事にちょっとだけウケた。

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