日記〻スカイツリーから東京タワーを見た時の感情が
3日坊主でも大丈夫、3日間で区切る日記をつづける。
1月19日(日)
元同僚と恵比寿のWE ARE THE FARMでお昼ごはん。近況報告や最近ハマっている事の話がどんどんと蛇行していく。ドラマの話になり、酸いも甘いも味わった後、60歳くらいで北の国からを見たいよね。むしろそのためにとっておいてる。とか、back numberのタイアップがすごい。という事を確認し合って、back number好きの彼女が「back numberはね、天才なんですよ。」としみじみと言ったのがハイライト。
たんまり話して解散し、新宿紀伊國屋で『ヘルシンキ 生活の練習』を買う。谷川嘉浩さんのポッドキャストで紹介されていて、その時の朗読があまりに素敵で気になっていた。そして、谷川嘉浩さんの最新刊『人生のレールを外れる衝動の見つけかた』も一緒に買う。今日もバッグに読みかけの本をしのばせつつ、新たに2冊買って帰宅。
読みたい気持ちを抑え、玉ねぎ、にんじん、じゃがいもを四角く切ってミネストローネを作り、昨晩持ち帰ったロティと一緒に食べる。エリックサウスマサラダイナーのことをまた想い出してうれしい。
1月20日(月)
朝、近所の鳥の声で目が覚めた。
昨晩から寝床にスマホを持ち込まないルールで、寝る前にスマホを触るのが常態化していた時はぅわんぅわんぅわんと朝耳鳴りがしていた事に気がついてぞっとした。
出勤時に流通空論最新回を聴き小杉湯原宿の関根さんがゲストで心が踊る。TaiTanさんが「ドライヤー20円ってなんでまだあるんですか?」と質問し、そこから関根さんが不便さ・めんどくささの必要性を語る流れができて大変おもしろかった。何かをやらない・やめるという判断を前向きに提案し、選択していける人ってかっこいい。
1月21日(火)
生方美久さんのプレイリスト『音の中にある生活感』を聴きながら出勤。フィッシュマンズの『ずっと前』のギターで脳みそがふよふよし、ノックの音の歌詞表現がめちゃくちゃ良くってにやにやしてトトントトントトン。
セブンに寄って「日常生活で生じる運動程度の疲労感を軽減」とデカデカ書かれたりんごのお酢を買う。こういうパッケージを見ると、世界がデカ注意書き文字で埋め尽くされる妄想をしてしまうディストピア。歩きながら、日記を手帳に書き、noteに打ち込んでいく事について考える。タイプするうちに「〜と手帳に書いた。」という言葉が生まれ、「〜と手帳に書いた。」と手帳に書くことはないのでこれはおもしろい現象だなと思う。スカイツリーから東京タワーを見た時の感情がフラッシュバックしてきて深まる前に会社に着いてしまった。仕事仕事、仕事。
帰宅し、ご飯食べ、『ヘルシンキ 生活の練習』を少し読み進めてから眠った。