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読書ノートを書いていきます。
こんにちは。聖川碧(ひじかわあおい)と申します。22歳の大学生で、もうすぐ社会人です。好きな本屋は古本ECですが、VALUEBOOKSです。
読書は、高校3年生からするようになり、これまでそこそこの数の本を読んで来ましたが、読書ノートをnoteに書いていこうと思った動機は2つあります。
①読んだ内容を覚えられない
読んだ本のことを僕は爆速で忘れてしまいます。本で読んだことを引用したいと思ってもできないのです。その原因は明白で、あまりにアウトプットが欠けていることでした。周りに読書をしている人がいないこともあり、読んだ本の話をする人がいません。
なのでこのnoteで読んだことを共有することでアウトプットしたいと思いました。
理解度には次の段階があるらしいです。
1. 知識の獲得(記憶段階)
情報を知っている・覚えている段階です。主に事実や用語、定義などを覚えることが求められます。
例:「用語の意味を暗記している」
2. 理解
情報を自分なりに解釈し、その内容や意味を説明できる段階です。情報の背景や文脈も含めて理解していることが求められます。
例:「法則の意味や使い方を説明できる」
3. 応用
知識やスキルを実際の問題や新しい状況に適用する段階です。習得した情報やスキルを使いこなし、実践で活用する力が求められます。
例:「習った公式を使って問題を解く」
4. 分析
情報の構造や関係性を分解し、要素や相互作用を理解する段階です。複雑な問題を分解して、全体の意味や構成を把握します。
例:「データを分けてパターンを探す」
5. 統合(統合・統合的思考)
複数の情報やスキルを統合して、新しいアイデアや解決策を創造する段階です。創造性や独自の発想が必要です。
例:「異なる理論を組み合わせて新しい解決策を考える」
6. 評価
知識やスキルを批判的に吟味し、その有効性や価値を判断する段階です。根拠に基づいて自分なりの評価を行います。
例:「複数の解決策の中で最も効果的なものを選ぶ」
7. 熟達
理解が深まり、知識やスキルがほぼ自動的に活用できる状態です。スムーズに応用・判断でき、他人に教えたり指導できることが特徴です。
例:「無意識に最適な手法を選択する」
このことを知ったのは、確かこの本です。
理解度ってこんなに段階があるんだと驚いたので覚えています。逆にこれ以外は覚えてないのだけれど。
本を読むだけだと1の記憶段階までしかいけません。(しかも完全に記憶することも難しい)noteでアウトプットしていくことで、2の理解の段階くらいまではいけると思います。
読書でいけるのはここまでだということもわかっていないといけないですね。やっぱり現実社会での実践が一番大事。
ともあれ、説明するために理解して、それを書いて、ときにはそれを読み返すことで、まずは読んだことを定着させることを目的にやっていきます。
もうひとつ、好きな作家の平野啓一郎さんが書いた読書法の本でこんな記述がありました。少し長いですが引用します。
一ヶ月に本を100冊読んだとか、1000冊読んだとかいって自慢している人は、ラーメン屋の大食いチャレンジで、15分間に5玉食べたなどと自慢しているのと何も変わらない。速読家の知識は、単なる脂肪である。それは何の役にも立たず、無駄に頭の回転を鈍くしているだけの贅肉である。決して、自分自身の身となり、筋肉となった知識ではない。それよりも、ほんの少量でも、自分が本当においしいと感じた料理の味を、豊かに語れる人のほうが、人からは食通として尊敬されるだろう。
さ、刺さるぅぅーーー!
僕がたくさん読んで何も覚えてないことは、単に贅肉を蓄えているだけだと痛切に批判されてしまいました。別にたくさん読むほど偉いと思っているわけではないですが、読みたい本がたくさんあって、早く次に行きたい気持ちが一冊あたりの密度を下げているような気がします。
贅肉ではなく、筋肉にするために時間をかけて読み、書いてゆきたいと思います。
②文章力をつける
こちらは副次効果を狙ってという感じなのですが、noteに本の要約を書くことで文章を書く技術を磨いていきたいと考えています。
本を読むにあたって、まず本を選ぶわけですが、ここから勝負は始まっているらしいです。自分の知りたいことにかなった本を選ぶことで読書の効用が増す、ということは想像に容易いですね。そこで、本を選ぶ際は要約を読み、自分の知りたいことにマッチしているかを確認するといいらしいです。
これは、本要約チャンネルというYoutubeチャンネルの運営者が書いた本で言われていました。Audiobookで聞いたので、正確な引用はできなかったです。
僕は本の内容を覚えるためにnoteを書くので、内容はどうしても要約のようなものになると思います。でも、面白い要約というか、書評に寄せていくことで、自分のnoteを読んでくれた人がその本を読みたくなってくれたら嬉しいなと思います。面白く書くために努力していけば、自然と文章力があがってくるのではないかと企てています。
さっきの話じゃないですけど、やっぱり読むだけではだめで、手を動かして発信していくことが必要だと、最近感じています。
終わりに
というわけで、読書ノートを書いていきます。早速1つ書いていて、「サッカーマティクス 数学が解明する強豪チーム勝利の方程式」という本の読書ノートをこのあとすぐに投稿します。数学でサッカーを面白く説明する本です。試しに読んでみてくれるとありがたいです。
それでは、これからどうぞよろしくお願いします!