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施策までのフレームワーク

電車通勤を決心した初日に練習がなくなって空回りしている藤田です。

さて、今回は「良い施策はしっかりしたフレームワークから産まれる。」というテーマでお話させていただきます。

この回の続きなので、こちらを先に見て頂くと3倍分かりやすく見れます。

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近くに競合ができた、価格をどうしよう、利益の出し方は…

サービスを改善したいのにも関わらず、やり方が分からないなんてことありますよね。

それは「戦略キャンパス」を描けていないからです。

サービスの、「除外・大滅・大増・付加」の4つの戦略を頭に入れることが大切です。

「除外」すること

・商品やサービスに必ずある業界常識
・価値が無いのに提供し続けているもの

「大滅」すること

・業界標準と比較して大胆に減らせるもの
・競合を意識して大胆に減らせるもの

「大増」すること

・業界標準と比較して大胆に増やせるもの
・顧客の不を解消しているものやこと

「付加」すること

・業界にまだ提供されていないものやこと
・顧客に新しい価値や使い方を提供するもの

この4つの把握をすれば、どこの市場でも売上を上げる施策を考案することができます。

例えば、ワイン市場です。

「価格」高級ワイン→高
    日常ワイン→低

「香り」高級ワイン→良
    日常ワイン→悪

「場所」高級ワイン→少ない
    日常ワイン→どこでもある

「手軽さ」高級ワイン→ない
     日常ワイン→ある

などなどセグメントをして、下のような図に表してみましょう。

ここで空いているスペースがまだ市場に存在しないワインになるのです。それが下の図です。

青線が新たな市場です。

価格やヴィンテージ感を大滅させ、香りなども除外させ、便利さにこだわる施策が青線に表されています。

このフレームワークから産まれたのが、「缶のワイン」です。

こうして簡単にビジネスチャンスを見つけることができてしまうのです。

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最後の三つ目のフレームワークです。

「相関性シンキング」
 現状分析ではなく、新試作や戦略を
 つくるためのフレームワーク。

これは競合との差別化や自信の価値を上げるために用いられます。

ここで大切なのが「行動思考」です。

モノ(売上や顧客、商品)を見るのではなく、利益や顧客の行動を中心に考えること。

行動を理解していないと、なぜその商品を買ったのか、なぜ来店されたのかの理由を潰してしまい、集客までを少なくしてしまうかもしれません。

「パレートの法則」
・ビジネスにおいて、売上8割は全顧客の2割が生み出している。
・商品売上8割は全商品銘柄のうちの2割  で生み出している。
・売上8割は全従業員のうち2割で生み出している。
・仕事の成果の8割は費やした時間全体のうちの2割の時間で生み出している。

いわゆる「8・2の法則」です。

行動を把握していれば、ビジネスにおいては効率よく利益を生み出すことができるのです。

例えば、カフェの売上の8割がPCをいじりにくる人と把握していたとします。

PCをいじる人の調査を行ったところ、

・滞在時間が長いとリピート率が高い。
・リピートする人は単価が低い。
・滞在時間と単価はそこまで相関性がない。

ことがわかったので、

・滞在時間を気にしない時間制
・個室などの区切りを用意
・ビュッフェ方式で食べ物も用意

という施策を打つことができます。

そのためには調査やアンケートなどによる行動の把握が必要なので、詳しくはまた後ほど説明していきます。(過去記事にあるかもしれない)

少し勉強するだけでこんなにも簡単にアイデアを生み出すことができます。

でもアイデアに価値はありません。

行動できる人になりましょう!

ではまた!

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