60,000円分の服を買ってしまった

何せ服がなかった。元々ミニマリスト気質でそんなに服を持っていない。
今年の春が終わる頃に長袖トップスやズボンを捨てたり売ったりした上に、お気に入りのトップスが破れたこともあり、このままでは秋服がない状況だった。

下が買い物前の秋服。素材が夏でも長袖ならば入れている。

マウンテンパーカー 1
カーディガン 1←色がはげてきて限界
長袖デニムシャツ 1
長袖シャツ (麻だから夏物?) 1
長ズボン(合物・黒) 1
長ズボン(夏物・黒) 1←色がはげてきて限界
長ズボン(秋冬 コーデュロイ ピンク) 1←あんま気に入ってない

こう見ると引くほど少ない。私服で仕事するタイプなので、このまま秋が深まれば凍えてしまうし、洗濯のタイミングが上手くいかなければ仕事に着ていく服がない。

あきやさんの自問自答ファッション講座を2021年12月に受ける予定(とても楽しみ!!)で、できたらこの講座の後に色々まとめて買いたかったが、何せ服を着ないと逮捕される。

いつもならセカンドストリートとかファストファッション店で条件に合う服を買って凌いでいたが、自問自答ガールズに既に両足を突っ込んでしまっているので必要な服を揃えるだけでは満足できないようになってしまった。

こんな記事を読んでしまうと、ただ物理的に着れて、仕事にも着ていけそうという条件で服を買うなんて全然面白くないわとなってしまう。

なので自分なりに欲しい服を自問自答してから近所のショッピングモールに買い物に行った。その結果60,000円という、半年分の服の予算が吹き飛んだ。引いた。しかし未だかつて無い充足感に包まれている。
今回のノートは、この大量の買い物で感じたことをまとめておき、これからの買い物にも活かそうという意図で書いている。というか大金が吹き飛んだので、少しでも学びを得て元を取りたいというのが本音である。ここまでが前書きです。

買おうと思っていた服

カーディガン2
長袖ブラウス1
ズボン 2~3

絶対要るのがズボンだった。なんせ色が禿げてるのと気に入らないのを除いたら1着しかないので。いつもは身体はひとつやしそんなに要らんわって思って買わないが、このままでは外に出れない。なんとしてでも買わなければ。
あとは半袖ブラウス Tシャツは5枚ほどあるので、カーディガンさえあればしばらくは凌げるしなんとかなる。最近お気に入りのセレクトショップでいい感じの羽織を見つけてたのでそれを買おうと思っていた。あとは3年着て色が禿げたカーディガンがあるので、入れ替えかな。長袖ブラウスはこれから寒くなるし要るやろと思って買うつもりだった。まあ30,000円あればいけるやろ!と思っていた。

買った服

長袖カーディガン1
長袖カットソー(白)1
ジョガーパンツ(黒)1
ベイカーパンツ(紫)1
ワイドパンツ(黒)1
オーシバルカットソー(ボーダー)1
微起毛ワークジャケット(白)1
ベルト(黒)1

なんか増えた。

ベルトとか予定になかった。

今回の買い物は人生で一番印象深く、学ぶことも多かった。時系列で残そうと思ったが、そうすると文字数がひどいことになる気がする。箇条書きで残そう。

①試着大事

今回めちゃめちゃ試着をした。あきやさんの記事を読んでいたからである。

元々ズボンは結構試着する方だ。何せ平均体重より重いので、スキニーは足が入らない。しかし骨格ストレートらしいのでワイドパンツは太って見える。
(ちなみに今回スカートを除外しているのは、仕事場には履いていけないから。事務半分、軽作業半分みたいな仕事だから、スカートは危ない。)

・テーパードパンツ(骨格ストレートにはこれやな)
・色は黒、あるいは濃い色。(薄い色は膨張して見える気がする。春に同じ型のパンツで黒とグレーを買ったが、グレーはしっくりいかなくて手放した。)

この条件を満たすのを何本か試着して一番合うのを買う感じでやっていたが、今回はいろんな店で20本近くは試着した。100本試着してたら時間が足りないし、直近の着る服がないから今回は諦めた。
最初は黒のテーパードパンツでLサイズのものを探して試着してたが、うっかりMサイズを試着した時に足が細く見えた気がした。お腹がきつかったので諦めたが、それ以降はMサイズのものも果敢に挑戦した。履けないのももちろんあったが、非常に楽しいものだった。今回買った中にはMサイズの服もある。普段なら見落としていたかもしれない。

ワイドパンツを買ったのもある意味試着の賜物である。お気に入りのセレクトショップに入った時黒いパンツがあった。勢いで手に取ったらワイドパンツだし10,000円超えてたので戻そうとしたが、店員さんに声をかけられて試着をしないかと言われた。普段なら買う形でないので遠慮するが、試着ハイになっていたので試着したら意外と広がりすぎずちょっと広がるぐらいだしありでは…?となった。
結局この店員さんからは約40,000円分買うことになる。それはあとの項目に譲る。

②好きなものは好きだからしゃーない

話は変わってカーディガンである。3年ほどグラニフのカーディガンを使っていた。カットソー素材で扱いやすいし、(ニット素材は苦手で、冬でもニットは基本着ないタイプ)グラニフならではの変な柄が好きだからだ。その上ポケットもあるので、仕事中ケータイを入れておけて便利なのだ。
3年も着ているとさすが色がにはげてきて買い替えようと思っていたが、ひとつ頭をよぎったことがある。来月30歳になる人間が、妙な柄の服を着ててもいいものだろうか?と。基本的に年齢とか人の目とかを気にするタイプではないが、30歳という節目だからか最近モード的なシュッとした服が気になっていることもあるのか、ふとこれでいいのか考えるようになってしまった。
試着してダメなら他の店で探そうと思ってひとまず試着したが、やっぱり3年着ているものの色違いだからすごく落ち着く。それに寿司が走っているのがめちゃめちゃ可愛い!

色違いで猫柄もあったが、寿司の間抜けな顔にやられてしまった。
シュッとしたい時は別の服を着ればいいし、寿司を着てシュッとしてもいい気がする。どうするのかは知らんけど。ひとまずあと3年は着ようと思う。

③服好きな店員さんから買うの楽しいな…⁉

これが一番感じたことだ。話は①の時のセレクトショップのワイドパンツに戻る。ワイドパンツをはいた後、私の話を聞きながらひと通りのコーディネートを組んでくれたのだ。よくあることだとは思うが、この店員さんは店内を走り回り色んなブランドの服からコーディネートを組んでくれた。それも楽しそうに。もう少しカットソーにゆとりがある方がいいとか色が薄い方がいいとかこちらからも色々言って、持っている服で着まわせる感じで組んでくれた。
こちらは着る服がないのである。そんな時にいい感じなコーディネートを組んでくれたら買うしかないだろうとなった。
この店の店員さんだけでなく、他の店の店員さんも試着だけしても怒られなかったし、多分みんないい人だと思う。
思えば大学時代、大阪のファッションビルで服を買っていたが、店員さんに話しかけられたら買わされると思って極力店員さんを避けていた。なかなかもったいないことをしたものである。店員さんも人間なので合う合わないあると思うが、色々会話したらよかったなと思う。

他の店で買い物したあと、コーディネート一式買おうとセレクトショップに戻った時にどんな服を買ったか見せてと言われたのでお見せしたら、かわいいかわいいと連呼してくれた。この人は本当に服好きな人なんだろうなと感じた。この人から買うのは楽しいなとなったので、多分次もこの人から買うと思う。ただめちゃめちゃ勧めてくれるので、気力体力が充実して、なおかつ欲しいものが定まってないと流されて余計なものを買いそうだ。気をつけないといけない。

まとめ

ひとまず今日の買い物のテンションで書いている。後になったら余計な買い物だったなとか思うかもしれないし、ノリで買いすぎと思うかもしれない。そもそもnoteっていうやつも自問自答講座が終わってからやりたいなと思っていたし、まず自己紹介とかなんかそういうやつからするのでは?とも思うけど、楽しければええねん、とこの一言で締めておこうと思う。

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