【3分で読める】良いストレスと悪いストレスを理解して パフォーマンスを上げる方法(実践編)
皆さんは「ストレス」と聞いてどんな出来事を連想しますか?
・仕事が上手くいかない、、、
・人間関係が上手くいかない、、
ネガティブな出来事だけを思い浮かべていませんか?
そもそもストレスとはどういうもの?
実は、昇進、進学、結婚といった「ポジティブな出来事」も外部から刺激を受けているためストレスの原因になっているんです!
では、ストレスを感じない状態にすることこそが良い状態を保つ方法なのか?というと、、、そういうわけではありません!
本記事では「ストレスとパフォーマンス」を中心にお話ししていきます!
少しでもストレスへの理解を深めていただき、皆さんご自身そして所属する組織のパフォーマンスを向上させるお力になれたら嬉しいです✨
ストレスには様々な種類がある?
前文で説明したとおり、ストレスには『ポジティブストレス』と『ネガティブストレス』の2つが存在しています。
そして、その2つを細分化するとストレスは様々な種類(要因)があります。
いくつ当てはまるものがありましたか??
ここで大事なことはネガティブストレスばかりだからといって、ストレスを「悪」と勘違いして捉えず、要因を分析することが大事ということです!!
なぜならストレスは私たちにとって必要なものでもあるからです。
例えば、、、、皆さんにはこんな経験ありませんか?
納期の直前に迫ってきた頃に急に良いアイデアが降ってきた!
今日は大事な人の誕生日をお祝いするから残業できないという時、いつも異常に業務に集中できた!
このように高すぎず、低すぎない、適度な緊張状態(ストレス)の時に人は最適なパフォーマンスを発揮できるようにさせてくれます。
ストレスとパフォーマンスの関係性
このような現象は、心理学の領域で、パフォーマンスとストレスレベルが逆U字の関係になっている『ヤ―キース・ドットソンの法則』で証明されています。
下記の図を観ていただくと分かる通り、パフォーマンスはストレスレベルが高くなるに従って向上するものの、ストレスが最適なレベルを越えて高くなりすぎると再び低下してしまいます。
このように、私たちがパフォーマンスを十分に発揮するためには、適度なレベルのストレスが必要ということがわかってきました!
改めて「ストレス=悪い」ではなく、ストレスは常に誰にでも存在しておりコントロールする必要があるものということを忘れないでいてください✨
そのためには、まず自分が「普段どのくらいストレスを感じているか」「ストレスが溜まりすぎたらどんなサインが出るのか」を知っていることが大事です!
最後に1日10分で出来る「自分の状態を正しく知るに効果的な方法」をご紹介します✨
<準備するもの>
・紙とペン
<手順>
1:紙とペンを準備してください。
2:自分の考えを思いつくままに書いてください。
(一言でも、怒りでも、喜びでも、とにかく何も考えず書き出します)
3:自分のトラウマ/失敗したことだけを書いてみてください。
(過去のことでも、今日のことでもOK)
ジャーナリング(書く瞑想)とは?
これは『ジャーナリング』と言われるもので、自分と向き合うことにとても効果的な方法とされています。
<ジャーナリングを行う効果>
・自分を理解できる(自分の思考パターンを知れる)
・自分自身を客観視できる(無意識に感じていることも知れる)
・不安やストレスを軽減させる
・気持ちの整理ができる
感情を言葉で表現することで、逆境を自分の中で処理し、克服するのに役立ちます!!
自分と向き合うことは自分の嫌な部分(認めたくない部分)にも向き合うことでもあります。大事なこととわかっているものの中々受けれ入れない出来事がゆえに向き合えていない人もいるのではないでしょうか。
中々上手くマインドコントロールが出来ない、、、、悪いことが起きるとズルズル引きずってしまうという方は是非一度試してみてください!!
最後に、人間なのでそれでも1人では解決出来ない事があると思います。
それは意思が弱いからではなく、更に大きな挑戦が出来るように、大きな負荷を抱えているだけです。
逆にいえば、これから大きな挑戦するための準備期間でもあります。
1人で乗り越え切れないときは、誰かに少しでもいいのでSOS(「ご飯行かない?」と誘ってみるだけでもいいと思います)をきちんと伝えていきましょう!!
今月も最後まで読んでいただきありがとうございました✨
いつも読んでいただきありがとうございます✨ 少しでも皆さんに『心とカラダの健康な生活が当たり前』となって欲しいという想いではじめたnoteです! もしよろしければサポートもよろしくお願いいたします✨ サポートでいただいたものは、メンタルヘルス支援の活動費とさせて頂く予定です!