「アグリコラ 牧場の動物たち」攻略 121 ~スタPは早めに取るべきか?~
~本記事の対象者~
アグリコラ牧場の動物たち(以下、フタリコラ)を数回遊んだが
基本的な立ち回りがまだよく分からない人向けに書いていきます。
拡張建物の説明を含むので BIG BOX を持っている前提となります。
~スタPを取る価値の検討~
スタートプレイヤー(以下、スタP)というのは、先手を取れるので
たくさん溜まった資材や動物を先に取る権利があるということです。
したがって、無いよりはあった方が有利なものになります。
では相手がスタートプレイヤーを所持している場合に
それを奪う行為にはどの程度の価値があるでしょうか?
スタPを持っている方が有利だからといって、
特に何も考えずにスタP+木1のアクションでスタPを奪うのは
何となく損な気もします。
なぜなら資材としては木1しか入手できないため、
奪ったスタPを有効に使えなければ1手を無駄にするからです。
逆に1手以上の価値を感じられるならば、
スタPを奪う価値は十分にあるということです。
今回は様々な観点から、スタPアクションを選択する価値を
考えていきたいと思います。
~スタPアクションに蓄積した木材で価値を考える~
スタPアクションは放置すると木材が蓄積していくので、
これを目的に取る場合もあります。
目安としては木3まで蓄積すれば十分に価値があると思います。
何かの建物を建設したくて木の資材が少し足りないという場合、
木6を取ろうとするよりも、足りない分の木材がぴったり蓄積した
スタPアクションを選んだ方がお得なこともあります。
~先手を取れることの価値を考える~
どうしても次のラウンドに先手を取りたい場合、
スタP+木1であっても選択したくなる状況はあります。
特に多い例が、かいば桶の争奪戦です。
自分の牧場に動物があふれそうな状況で何としてもかいば桶を
置きたい場合には、スタPを奪ってでも置くようにします。
その結果、自分だけが大量の動物を追加で取れたとしたら、
1手分以上の価値はあると言えるでしょう。
~残りラウンド数で価値を考える~
ゲームの序盤でスタPを保持しておくと、
後からじわじわと効いてくるようになります。
例えば2ラウンドでスタPを奪い、その後に相手がスタPを一度も
奪い返さなかった場合を考えると、
3~8ラウンドの6回分において自分が先手を取ることができます。
一方、7ラウンドでスタPを奪っても、先手を取って行動できるのは
8ラウンドの1回分だけですのでそこまで得した感じはしません。
~あえて取らないという選択肢~
ここまでスタPを保持する価値について語りましたが、
あえて取らないという選択も考えられます。
スタPを持っていなくとも、
本家アグリコラのような多人数戦、例えば
5人戦で5番手という状況ほど致命的ではないと言えます。
相手と欲しいアクションが被りさえしなければ、
自分が後手番であっても問題はないので、
絶対にスタPを奪わなければ勝てない、というわけではないのです。
~まとめ~
今回はスタPを奪うアクションの価値について考えてみました。
机上での考えをまとめたに過ぎないので、いずれは
スタPをどれくらい保持した方が勝ちやすいか、
といった何らかの集計データも取ってみたいと思っています。
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