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「アグリコラ 牧場の動物たち」攻略 108 基本編:1 ~動物の取り方について~

~本記事の対象者~

アグリコラ牧場の動物たち(以下、フタリコラ)を数回遊んだが
基本的な立ち回りがまだよく分からない人向けに書いていきます。

拡張建物の説明を含むので BIG BOX を持っている前提となります。

~基本編とは~

最近の私の記事は小難しい話が多くなってきている、
と自分でも思います。

元々この攻略記事を書き始めたころは、
未経験者を0、プロレベルを100、とした場合に
0から80くらいに到達するための攻略にしようとしてました。

ここで基本に立ち返ってフタリコラ初心者向けの記事を
意識していきたいと思い、そのタイプの記事を
「基本編」というサブタイトルでまとめようと考えています。

この攻略記事も100を超えてしまい、1から全て読む!
という人もなかなかいないと思いますので、
「基本編:X」のみを読めばそこそこ理解できるという
記事内容にしていきたいです。

~動物についてのおさらい~

初回は動物に関しての話となります。

まずはルールから。
・動物は1頭が1点
・3頭以下の種類は-3の減点
・ある程度を集めるとボーナス点が発生
・繁殖フェイズで同じ動物が2頭以上いれば1頭が繁殖

この記事の対象者としては、フタリコラを遊んだことがあって
ルールは理解している人を想定しているので、
この辺は問題ないかと思います。

~動物による点数の重要性~

このゲームは平均50点くらいで終了しやすいです。
その内訳は、
・動物の1頭が1点 → 30点くらい
・動物のボーナス点 → 5点くらい
・拡張ボーナス → 8点くらい
・建物点 → 8点くらい
となる場合が多く、動物が得点の大半を占めています。

一部の強い拡張建物があると上記バランスが崩れるのですが、
基本的に上記の数値を覚えておきたいところです。

拡張ボーナスや建物点はあまり取りすぎる必要はありません。
動物で得点を稼いで勝ちを目指しましょう。

~動物を集める方法~

動物を集める方法は大きく分けて3つ。
・ボード上から取る
・繁殖で増やす
・建物の効果で取得する

繁殖させるためには、まず動物を取得しなくてはなりません。
また、建物での取得は基本セットなら避難小屋と広い家畜小屋で
それぞれ1頭が取得できるだけです。
そのため基本的な取得手段は「ボード上から取る」になります。

ボード上から動物を取り、速やかに繁殖を開始させることで
最終的な動物の数を増やしていくのです。
ただ、取った動物が必ず繁殖するわけではなく、
同種を2頭以上集める必要があります。

~動物を3ラウンドに取り始める理由~

動物を取るアクションは4箇所あり、
3ラウンドから取り始めるのがよいと考えられています。
その理由を明確に計算で説明するのは難しく、
何となく経験則だったりしますが、下記の考えが念頭にあります。

(1)
ボード上の動物は勝手に増えていきますが、
各プレイヤーの農場の動物は繁殖しなければ増えません。
ゲーム全体(ボード上+プレイヤー農場)の動物の総量を増やすには
速やかに繁殖を開始させることになります。
動物の総量を増やせば、高得点につながります。

(2)
一方で手番の節約も大事です。
1ラウンドと2ラウンドで馬1頭をボードから取っても
繁殖は早く開始されますが、手番2回を使っています。
ボード上に動物が増えてから取れば手番1回で多くを取得でき、
極端に言うと8ラウンドまで待てば動物8頭を一度に取得できます。

総合すると、3ラウンドに羊2頭か豚2頭をまとめて取って、
手番1回で繁殖を開始させるのが効率よいのです。

~4種繁殖への道筋~

ゲーム終了時に3頭以下の動物は-3の減点を食らいます。
これを避けるため4種類を全て繁殖させて減点を0にするのが
高得点への近道となります。

8ラウンド目の最後の繁殖で4頭に達すればよいので、計算すると
7ラウンドに2頭目を取得すれば、繁殖で4頭まで増えます。
これを覚えておきましょう。

牛と馬は一度に複数取得するのが難しいので、
3ラウンドにはまず馬羊2か牛豚2から取り始めます。
両プレイヤーで分け合うのが基本ですが、
自分が馬羊2を取って相手が牛豚2を取らないようならば
こちらが両方を取ってしまいましょう。

馬羊2から取った場合は、
3ラウンド:馬羊2 → 4ラウンド:葦羊3 →
5ラウンド:馬羊1 → 6ラウンド:牛豚2
と取り、7ラウンドに避難小屋か広い家畜小屋で牛1を取ります。
これが理想ですが当然相手も妨害してくる可能性があり、
特に牛豚2をブロックされると牛と豚の両方-3点の危険もあります。

その対策として、
3ラウンド:馬羊2 → 4ラウンド:豚羊3 → 5ラウンド → 牛豚1
という手順もあります。
この後は6~7ラウンドで何とか牛と馬を1頭取得します。

牛豚2から取った場合は、
3ラウンド:牛豚2 → 4ラウンド:葦羊3 →
5ラウンド:牛豚1 → 7ラウンド:馬羊1
として7ラウンドに馬1を建物で取得するか、または
3ラウンド:牛豚2 → 4ラウンド:葦羊3 → 5ラウンド:馬羊1
としてもよいでしょう。

いずれにしても両プレイヤーがどちらも理想的な流れで
4種を集めるのは難しく、何らかのアクションが被ります。
また、事前に収容数を確保しないと上記のようなタイミングで
都合よく取りたい動物を取ることはできません。

~動物以外の得点手段と組み合わせる~

ここまでの説明は基本セットの対戦を意識しており、
拡張の建物を出していません。

基本セットでは「収容数を増やしてボード上の動物を取る」
以外の得点手段に乏しいため、アクションが被りやすいです。

拡張セットの建物を使うと、建物点を稼ぎやすかったり、
ボード外から動物を持ってきたり、と様々な得点手段での
勝ち方が発生することになります。

ただし拡張セットの対戦においても、動物の点数で上回った方が
勝ちやすいという考え方は変わりません。
建物の効果を最大限利用しつつ、動物の点数もそこそこ稼ぐ
というテクニックが試されることになり、
今回の記事で説明した動物の集め方の知識は必要となってきます。

~次回の記事~

基本編:1 ~動物の取り方について~
はここまでです。

次の基本編を公開したら、ここへリンクを貼る予定です。

↓ 基本編:2です。


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