ボードゲーム攻略 17 CALICO(10) ~セットアップ編:2~
~本記事の対象者~
CALICO(キャリコ)について考察します。
レビューよりも攻略が見たい、という人向けにする予定です。
~目標タイルの選択方法~
まずは6枚からランダムに4枚を選びます。
ここは運なのでどうしようもありませんが、
その4枚の中から使う3枚を選びます。
この時点でボードとネコは決まっているので
「ボード上のこの部分でこのネコを獲得する予定で、
そうするとこの目標タイルの一部が埋まるから…」
といった決め方もあります。
ただ私の場合は4枚の中から一番評価の低い目標タイル1枚を抜く
というやり方にすることが多いです。
使いやすい順に
1. AAA-BB-C
2. AA-BB-CC
3. AA-BB-C-D
4. ≠
5. AAA-BBB
6. AAAA-BB
だと思っています。
「AAA-BB-C」は万能なのでほぼ確実に使います。
さらに3個所のどこに配置してもそれほど問題ありません。
下位から4つのように出てきたら悲しいですが、
その場合は「AA-BB-C-D」「≠」の2つを片方ずつ達成して
計15点を稼ぐ方法にするのがよいかもしれません。
~ネコの獲得計画から考える~
目標タイルの配置を検討する際には、
ネコの種類と好む柄も判断基準になってきます。
この例で1P(左プレイヤー)の目標タイル配置を考えてみましょう。
ボードの上にある4枚が選出された目標タイルと思ってください。
図中の1~3の部分は3枚で「レオ」が獲得できます。
ここで「レオ」を取ろうとした場合に
目標タイル(右側)は周囲2マスが「四葉」の柄で埋まります。
そうすると、この位置で「≠」は使いにくいな、と考えられます。
目標タイル(右側)に「≠」を配置して計画通り「レオ」を取った後、
「≠」は色でしか達成できなくなるので自由度が減ります。
なお、市場のタイル供給次第では「四葉」が全く出ずに
「花柄」ばかり出る可能性もあります。
その場合は「花柄」タイルで「レオ」を狙うのが良いでしょう。
1~3の位置は空けておきたいので例えば4~7の位置で獲得を狙う、
と計画しておけば目標タイルの達成に悪影響を与えません。
ネコの検討結果から目標タイル3枚を配置した例です。
「≠」を置くなら目標タイル(中央)が適しています。
これについては別の機会に理由を解説したいです。
目標タイル(右側)には4枚の中では最も使いやすい
「AA-BB-CC」を配置しました。
「AAAA-BB」と「AAA-BBB」が残りますが、
今回は以下のように考えて「AAAA-BB」を配置しています。
・1~4の位置で「ココナッツ」を獲得する
・5~6の位置で「ミリー」を獲得する
実際はこんなに上手くいくことは少ないのですが、
この時点では完璧な予想を求めても仕方ないので
これくらいの考えにとどめておきます。
既にこの時点で先ほど「花柄」の「レオ」を取ると言っていた位置と
5~6の「ミリー」が一部被っており、両方獲得ができなくなっています。
このようにネコを計画していても計画時点で破綻しやすいです。
また、初期手札と市場が決定してからも考えるタイミングはありますので
ある程度は割り切って考えることにしましょう。
~基準を決めよう~
目標タイル決めであまり迷わないように、
私の場合は以下のような基準を決めています。
必ずこうするというわけではなく、参考程度です。
・「≠」を置くなら中央の位置へ
・最も使いやすい目標タイルを右側へ
・「レオ」以外は配置を決めつけすぎない
ここであまり考えすぎるよりは初期手札と市場が決まった後に
よく考えた方がいいと思います。
そのあたりの考え方は「初手の選び方」のような
解説記事を次回以降に作る予定です。
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