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Peglin クルーシボール20 攻略のコツ ペグリン編
0. まえがき
先日Peglinのクルーシボール20をペグリンでクリアしました。そこで、Peglin攻略のコツをいろいろ書きたいと思います。
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*筆者のプレイ時間は約50時間です。
*紹介するキャラクターはペグリンです。
*クルーシボール20を想定して書いています。
*現在のバージョンはv1.0.6です。
1. 基本的な考え方
ここではPeglinの攻略に必要な考え方を3つ紹介します。
①スノーボールを目指す
Peglinで勝利するために重要なことはスノーボール(=雪だるま式に強くなること)です。強いオーブやレリックを入手して、被害を最小限に雑魚敵やミニボスを倒して、さらに強くなって、さらに敵を倒して・・・を繰り返すことが大切です。特にミニボスのマスは価値が高い(強くなりやすい)ため、積極的に踏みたいです。
②序盤はフロントロード
スノーボールの足がかりとして必要なのは、雑魚敵やミニボスを倒すためのフロントロード(≒それ単体で高いダメージを与えるオーブ、レリック)です。具体的には全体攻撃(AoE)と高火力オーブの2種類が考えられます。序盤はフロントロードとなる火力を意識的に集めることが大切です。
③中盤以降はスケーリング
敵のHPが増えてきた中盤以降に必要なのがスケーリング(≒与えるダメージを上昇させるオーブ、レリック)です。オーブの「アークセント」(攻撃後にマッチョ:1/2/3)が挙げられます。注意点として、スケーリングのオーブは火力の立ち上がりが遅いため、敵のHPが低い序盤ではフロントロードが優先されます。
つまり、フロントロードで序盤をしのぎながらスケーリングを集めることでスノーボールし、最終的にラスボスを倒せるだけの強さを手に入れることがPeglin(またはローグライク)の基本になります。
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2. 入手したいオーブ、レリック
次に紹介するのは、道中で見かけたらぜひ取りたいオーブ、レリックです。今回は大きく5つに分けて紹介します。
①全体攻撃(AoE)
1つ目は全体攻撃(AoE)です。複数体の敵に効率よくダメージを与えることができます。雑魚はほとんど、ミニボスやボスも約60%は集団戦のため、非常に汎用性が高いです。2層では盾持ちの敵が出現することや、クルーシボール19からは雑魚戦に追加の敵が登場するため、AoEはほぼ必須と考えられます。
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②高火力オーブ
2つ目は高火力オーブです。単体の敵に高いダメージを与えることができます。ミニボスとボスの約40%は単体の敵であり、集団戦でも1体倒すと楽になる場合が多いため、序盤から終盤まで活躍するオーブです。
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③HP回復
3つ目はHP回復です。戦闘で削れたHPを回復できるため非常に強力です。また、回復分のお金を強化やレリックの購入に使えることや、戦闘中に発動することで耐久力を伸ばせることも優秀です。レアリティが高いものが多いため、序盤でも見つけたら絶対に入手したいです。
少し話が脱線しますが、ほかの防御系ギミックとして、暗闇、幻影、装甲等があります。ペグリンの場合、前者2つはそもそもの数が少なく、装甲はHP回復と比べて性能が低いため序盤はピックしにくいです。中盤以降で耐久力が欲しい場合は取ってもいいと思います。
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④スケーリング
4つ目はスケーリングです。敵のHPが高くなる中盤以降を乗り越えるためには必要です。引きに左右されない点から、オーブよりレリックでスケーリングを得るほうが安定します。特にボスレリックによるスケーリングがお手軽で強いです。
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⑤リセット操作
5つ目はリセット操作です。いつでも安定したダメージを与えるために必要です。リセットにより多くのペグに当てることができるので、リセット操作は一種のスケーリングと言えます。リセットできない状況が続くと負けに直結するため、事故回避用にいくつか欲しいです。
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3. ルート選択
3つ目に紹介するのは、マップ上のルート選択です。私がルートを決める際の指標は以下の通りです。
①ミニボス、宝箱のマスを最も通るようなルートを取る。(ただし、ミニボスを倒せるだけの戦力がない、またはボスレリックと相性の悪いミニボスがいる場合は、ミニボスのマスは避ける)
②それでも複数ルートがある場合は雑魚敵のマスを、戦力が足りている場合に限り「?」のマスを最も通るルートを取る。
③ショップのマスを踏む場合はできる限り50gをもって入店する。
この指標は、価値の高いマスを優先的に踏むようになっています。(個人的にはマスの価値はミニボス>ショップ(50g)>宝箱>雑魚敵>「?」の順)
②の理由は大きく2つあり、1つ目は「?」マスの価値は各層で異なり、1層はかなり低く、2層~3層は雑魚敵より少し低い程度と感じているから、2つ目は3層の雑魚敵に登場する「サッパー軍団(赤ボムのやつ)」で大ダメージを受けるため、事故要素になるからです。
③の理由は、ショップでレリックを買える金額が50gだからです。コモンレリックもレアレリックも等しく50gなので、レアレリックのほうがコスパがいいです。欲しいレリックがなくても初回であれば40gで削除、レアオーブは35gで購入できます。
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4. 各エリアごとの方針
①序盤(森林エリア)
雑魚、ミニボス戦
雑魚戦(特に序盤)の目標は、なるべくダメージを受けずに敵を倒して、お金を集めることです。被ダメージは大体6ダメージ、多くても12ダメージに抑えましょう。また、お金は絶対に25g、できれば35g程度集めたいです。それ以下だと戦闘後にオーブの購入や強化ができません。
上でも書きましたが、序盤はフロントロード(AoEや高火力オーブ)を集めましょう。特にAoEが重要で、強プール(3戦目以降の強い雑魚敵)でAoEがないと、敵の物量を処理できずに20~30ダメージ受けてジリ貧になります。そのため、最初にもらえるレリックや弱プール(1、2戦目の弱い雑魚敵)でAoEを見つけたいです。
ミニボスでは5分の4が集団戦のため、AoEが強いです。ただしミニー(ミノタウロス)戦では高火力オーブが必要になります。この戦闘は初期オーブかつ高火力オーブの「ダガー」が重要で、Lv3かつクリティカルで「ω」部分にオーブを当てると大体勝てます。初期オーブの割に優秀なスタッツを持っているので、ダガーの強化優先度(特にLv1→2)は高いと思います。
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各ボス対策
ドン・ブロブ(スライム)戦:とにかく火力です。スライムに飲み込まれた8ターン目以降は毎ターン8ダメージと受けきれないので、高火力オーブ等で押し切るのが大事です。特にスライムペグを無視する、または影響が小さいオーブ(全集中のオーブ、電磁ペグネット等)があればベストです。一応束縛でも1ターン遅らせられますが、そこまでする必要があるかは疑問です。
アボガドロ(モグラ)戦:この戦闘は「オーブの順番を調整し、ボスが出てきたところを高火力オーブで大ダメージ」が基本戦術です。タイミングとしては3ターン目と、最前のミニオンを倒してから2ターン後です。調整している間はオーブによるスケーリングが有効です。
ギミックとして、真ん中の木に25ダメージ以上を与えるとボスがスケーリングします(ボムは大丈夫)。木にしかダメージを与えられないなら、あえてオーブを外すのもありです。注意点として、クルーシボール20では木が「避雷針」の特性を持つので、「敵をターゲット可」のオーブを道中で拾う際はよく考えて取りましょう。
樹霊のベッツィ(シカ)戦:この戦闘に必要なのは総合力です。雑魚敵やミニオンを処理するためのAoE、ボスに大ダメージを与えるための高火力オーブ、敵の高いHPに対応するためのスケーリング等、あれもこれも欲しいです。また、ボスを直接狙える「敵をターゲット可」のオーブも使いやすいオーブになります。
ギミックのツタは、オーブの動きが妨害されるため、火力が出しづらくなります。ツタの両端を活性化させないと解除されないため、活性化が難しい位置からツタを出されるだけで対処が困難になります。対抗策として、ツタを破壊できるオーブがあるので、道中で見かけたらピックを考えたいです。
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②中盤(お城エリア)
雑魚、ミニボス戦
このエリアの雑魚敵は、マジカルミラー3体、盾+遠距離集団、レンガスライムの群れなど、1層の雑魚敵と比べてかなり強いです。ボスレリックが微妙だったり、AoEや高火力オーブといったフロントロードが引けない、または持っていないと40ダメージぐらい食らってあっという間に負けます。まだAoEを持っていなければ急いで集める必要があります。
反対にミニボスは、4分の3が1体での出現です。この段階になると、素のフロントロードだけでは火力が物足りなくなってきます。特にデーモン・ハンド戦はそれなりのスケーリングが求められるので、ミニボスのマスを踏む際はスケーリングや高火力オーブが足りているかよく考えましょう。
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各ボス対策
デーモン・ウォール戦:純粋な火力が試されます。14ターン以内に倒せたら勝ち、倒せなければ負けというシンプルなボスです。道中はHPを気にしなくていいので、代わりにスケーリングや高火力オーブを集めましょう。
バリスタ民兵団戦:ある程度のAoEとスケーリング、そして防御手段があれば突破しやすいボスです。ギミックとして、4n+1ターン目に大きな槍が飛んできます(相手に30ダメージ、味方のミニオンに60ダメージ)。つまり、HPを最大の85まで確保しても、防御手段がなければ9ターン目までに倒さなくてはいけません。もし槍のダメージを4ターンで回復、回避、ガード等ができれば、敵はスケーリングしないのでじっくり戦えます。
創造のピグメント(画家)戦:バリスタ民兵団戦と戦い方は近いですが、AoEはそこまで必要ではなく、代わりにスケーリングや高火力オーブが必要なボスです。ミニオンは約6ターンの間、ペグを鈍化ペグに変えるだけなのである程度放置して大丈夫です。逆にAoEを乱発してミニオンを倒しまくると、速攻で毒が蓄積して負けます。毒の蓄積がない状態でミニオンを倒し、鈍化ペグの少ない状況で高火力オーブを叩き込むのが理想的です。
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③終盤(坑道エリア)
雑魚、ミニボス戦
このエリアの雑魚敵の中で群を抜いて強いのがサッパー軍団です。倒せなければ自爆されて40ダメージ、処理するために赤ボムを投げると赤ボム1つにつき5ダメージと、どっちに転んでも大ダメージを受けてしまいます。一般的な対策としてはHPを高く保っておくか、雑魚敵のマスを踏まないぐらいしかありません。
ミニボスの中で特に注意が必要なのは、オーブの発射位置が低い「トイナベ・コベア」と、Rペグや!ペグを活性化させないとペグが出現しない「ペグータ」です。「ぶきっちょグラブ」や「抑制のチェーン」など癖が強いボスレリックを選んだ場合、相手次第ではほぼ勝てないです。これらのレリックを持つ場合は、ミニボスのマスを踏まないほうがいいかもしれません。
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各ボス対策
貪欲竜シソーローシス戦:AoE以外のすべての要素が必要とされるボスです。敵のHPが高いため高火力オーブが、長期戦になるためHP回復やスケーリングが、そして盤面が特殊なためリセット操作(場合によってはクリティカル操作も)が必要になります。
ボスは以下のように4ターンのローテーション行動をします。2層ボスの「バリスタ民兵団」と同様にスケーリングしないので、ボスのダメージ(3*5+2*15+20=65ダメージ)を4ターンで回復、回避、ガード等ができればじっくり戦えます。
1ターン目:何もしない
2ターン目:吸い込み(盤面上の穴1つが吸い込んでくる)
3ターン目:火炎ブレス(3×5ダメージと火炎ペグ15個追加)
4ターン目:パンチ(20ダメージ)
(以下ローテーション)
スーバー・サッパー戦:毎ターン出てくるミニオンをAoEで処理し続けることが有効です。もしボスに高火力オーブを投げたい場合は、投げる直前のボム等でミニオンを処理するか、「敵をターゲット可」などのミニオンを無視できる手段が欲しいです。赤ボムを投げるごとに敵はスケーリングし、赤ボムの自傷ダメージも大きいので短期決戦が望ましいです。ボスにはボム耐性があるので、ボムを主軸に戦う場合は注意が必要です。
カバリスティックルーイン戦:赤2体(火力)、青(回復)、紫(スケーリング)の4体で構成されているボスです。ボスを倒す順番は「紫→青→赤2体」がいいと思います。特に紫を素早く(できれば4ターン目までに)倒すことが大切なので、各種AoEや高火力オーブを用意しておきましょう。他の3層ボスと比べて敵の火力が高いため、できるだけ短期決戦で倒す必要があります。
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5. その他
①戦闘で気を付けること
戦闘中にプレイヤーができる操作は、オーブ破棄とオーブ発射の2つだけです。そのため「何のオーブにアクセスしたいのか」、「何を狙ってオーブを発射するのか」を意識できるといいと思います。前者はAoEや回復オーブのために意識的に破棄することや、それがなければリロードのために破棄しないこと、後者はボム、リセット、お金などの意味のあるペグに向けた発射を心掛けることを意味しています。むやみにオーブを破棄、放出しないように気を付けましょう。
②リロード、全体のオーブ数について
「ラウンドガード」等のリロード関連のレリックがない限り、できるだけリロードを発生させたくないです。そのため全体のオーブ数を増やす必要があります。ただし、オーブを増やしすぎると引きたいオーブが引けない確率が上がるトレードオフの関係です。個人的にはAoEオーブと全体のオーブ数の比率が重要と考えています。雑魚敵には3ターン以内にAoEを当てたいので、全体のオーブ数が6個でAoEオーブが1個、全体8個でAoE2個、全体10個でAoE3個ぐらいが理想です。
③戦闘後のオーブ取得、強化、回復の基準
入手したいオーブがあればピックしましょう。なければ強化や回復をします。ただし、回復という選択は基本的に弱いので、どうしても回復しなければいけない状況以外は強化か貯蓄がいいと思います。
④ルート選択時の発射について
レリックによるサポートがない場合、よほどお金が必要な場面(例えばショップ前で49gの場合とか)でもなければ、無難な発射がいいと思います。仮にHP1を2gと同価値と考えると、1度ダメージ穴に入るだけで-10gですし、ルート選択をミスした時の損失は10gでは済まない場合が多いです。
⑤削除について
「テリボル」はとても弱いので40g払っても削除したいです。ただし、55g払って石ころを削除するより、レリックを獲得したい状況が多いので、「?」マスでの削除を期待したいです。ちなみにLv1、2、3のオーブを少なくとも1つずつ持っていると「?」マスの削除イベントが増えます。
⑥ペグリン(キャラクター)について
初期レリックの「ペグリンの直感」は、序盤では効果が薄く、終盤になるにつれて効果が高まるレリックといえます。戦闘面に直接関係もしないです。オーブに関しても、強い固有オーブはレアオーブに固まっている印象です(マトリォーブカ、ノスフェラトゥ等)。結論として、「序盤は弱く、終盤は強い」というローグライクで安定しないキャラだと感じました。序盤を乗り切れたら勝ちやすいと思います。
⑦ダメージ=縦×横
Peglinのオーブによるダメージは「1つのペグが活性化したときの値」と「活性化したペグの数」の掛け算で成り立っています。これは前者を縦、後者を横としたときの四角形の面積をイメージするとわかりやすいです。もし思ったよりも火力が出ないと感じたならば、縦と横の両方が伸びているか確認してみましょう。
6. あとがき
いかがだったでしょうか。プレイの参考になれば幸いです。
いろいろ書きましたが、このゲームは運の要素がかなり強めです。まさにパチンコです。そのため、クルーシボール20をクリアするには試行回数が一番大切なのかなと思います。
それではここまでのご精読ありがとうございました。