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Yukihie
2020年2月11日 13:32
“ぼく” が ”HOME” の外に出てから、”管理官” が時々ぼくの様子を見に来るようになった。なんでも、今はぼくとしか人と話せる機会が無いらしく、ついつい来てしまうらしい。ぼくは一人でもあまり孤独を感じない。しかし、彼からは “きみ” の様子を聞くことができる。それにぼくは人と話すことが結構好きだから、彼の訪問を煩く思わない。 ぼくは畑を耕す鍬を小刻みに動かし、畝を作りながら彼と他愛もない