お気に入りのサイトを勝手に分析してみた『株式会社Casa:企業サイト』
「見やすい、わかりやすい、使いやすい」Webサイトは正義!
Web制作会社で働く私がオススメのWebサイトを勝手にヒューリスティック分析していきます!
第一回目は株式会社Casaさんのコーポレートサイト。
株式会社Casa
https://www.casa-inc.co.jp/
サイトとしての好きな要素が詰まっていて使いやすくて綺麗なサイトなのです!!
1、イマドキ感のあるファーストビュー
どんな種類のサイトであってもTOPページの印象形成は大事です。
特にTOPページの上部で一番初めに(スクロールをしなくても)見ることができるファーストビューはサイトを訪れた人との初めての接点の場所になります。
Casa社のHPのファーストビューは画面いっぱいの惜しみないデザインでサイトの世界観が表現されています。
さらにイマドキ感のある統一された淡い色合いのデザインが印象的ですよね。
「イマドキ感」というのは言語化するのがとても難しいのですが、私の中の定義はこんな感じです。
・色合いに統一感がある
・使用されている色味のトーンが揃っている
・色の種類が限られている
・全体的に余白を感じることができる(ごちゃごちゃしていない)
デザイナーではないので、専門的なことはわからないですが自分が今できる限りで言語化したら、イマドキの基準はこうなります。
全体的にまとまりがあって洗練されたデザインは見ていて心地いいですし、サイトに訪れた人に好印象を与えることができます。
実際にサイトを見てみるとファーストビューのデザインパターンがいくつかありますし、動きもあるので見ていてとても楽しいので私のお気に入りです。
2、ターゲットに合わせたページの誘導表記
ターゲット属性に自分が当事者であることを気づかせる「〇〇さま向け表記」はユーザーが知りたい情報をサイトの中で探しまわることなく発見できるので親切です。
特に複数のサービスを運営している企業は自社のサービスの多さをアピールしたいのか、サービスを並べただけの表記を行なっている場合が多いのですが、それではユーザーが自分が対象となるページにすぐにたどり着くことができません。
ユーザーが知りたいサービス内容をすぐに確認できるようにターゲットの記載があるサイトは個人的にめっちゃ推せます。
ユーザー目線に立ったサイトを作っている=ユーザー目線に立ったサービスを運営しているというポジティブな印象を受けるからです。
サイトの表現一つで企業に対するイメージが変わってしまうところがサイト制作の面白いところですね。
ちなみに、サービスへの誘導ページだけではなく、お問い合わせページでも顧客属性に合わせた誘導がされています。
サイト全体がユーザーに優しい設計になっていて素晴らしいです…
3、テーマ別でフィルタリングできるお知らせ記事
ほとんどの企業サイトでは何らかのお知らせやニュースの記事が投稿されていますよね。
でも記事の内容ってユーザー属性ごとに違うと思います。
求職者だったら、企業研究のための情報が知りたい!とか
企業の運営するサービスの利用者なら、何かあった時のサポートが知りたい!とか
投資家であれば、IR情報が知りたい!とか…
ざっくりあげただけでもユーザーによって確認したい企業からのお知らせの内容は違います。
本サイトではそんなユーザー属性に合わせて記事の内容をカテゴライズしてあり、さらに記事カテゴリごとにフィルタリングできる仕様になっています。
デフォルトでは全ての記事が表示されている↓
上部のカテゴリタブを押すとカテゴリごとに記事がフィルタリングされる↓
これなら知りたい情報だけをピックアップして確認することができるし、わざわざ記事の内容を読んで情報の選別をしなくていいですよね。
ニュースページも使いやすくて最高です。
勝手にまとめ
株式会社Casaさんの企業サイトの良さを勝手にまとめます。
1、イマドキ感のあるファーストビュー
2、ターゲットに合わせたページの誘導表記
3、テーマ別でフィルタリングできるお知らせ記事
デザインの世界観ももちろんのこと、ユーザビリティを意識された使いやすいサイト設計でまさに今求められているサイトはこれだ!という感じがしますね。笑
ぜひ一度、サイトに訪れてみて使いやすさを体感してほしいです。
勝手にヒューリスティック分析、読んでいただきありがとうございましたっ!
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