母・たこ焼き
普段、ファストフードは、
積極的には食べない僕。
山芋と玄米粉で作った、
特製「たこ焼き」には、大満足だった。
外はカリカリ、中はふわっと。
きれいな球体、鮮やかなキツネ色。
「母」と愛犬を招いて、たこ焼き会。
父は今日は、お留守番。
家族と過ごした時間が、
大切な思い出として、加わった。
あるデータでは、親子で過ごす時間は、
「母」は7年半、父は3年半。
また、一生涯に占める時間のうち、
高校卒業後までで約75%が経過している。
つまり、僕が、親子で過ごす時間を、
積極的に作っていく必要がある。
ホクホクの「たこ焼き」を頬張りながら、
限られた時間の中、
自宅に足を運んでくれた「母」に、感謝した。
最後に帰ってくる場所。
どんなときでも、温かく迎えてくれる場所。
それが家庭であり、家族なのです。
ドロシー・ロー・ノルト