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難しく考えなさんなや

僕の悪い癖を紹介しよう。
小さい頃からずっとついて回る癖。
それは、「難しく考える」こと。
ごくごく、単純なことを、あちらから見ては不安に感じ、こちらから見ては不安に感じている。
多面的に見ることは良いことだ!と言われるけれど、多面体をこねくり回すように見ることに良いことなんてない気がする。
noteを書くときだってそうだ。
「記事らしく書かないといけない」という気持ちから目次を作ったり、句点ごとに区切ってしまう。
だからだろうか?
キーボードを叩く手がだんだんと重くなる。
頭から言葉が抜け落ちる。
気がつけば、書きたくないのに書いている。
そんな負の連鎖の中に身を置いてしまう。
それでも書き続けるのはなぜだろうか?
ほら、またこうやって考え出してしまう。
これでは楽しい訳がない。
だから続かない。

いつも思うんですよ。
もっと簡単に考えれば良いじゃないって。
難しく考えていたら楽しくないじゃん。
書いて楽しくなけりゃ、何のためにパソコンの前に座ってキーボードを叩いているのさ。
まったくその通り。
ぐぅの音も出ない。
何が楽しくないのかを考えてみた。
たぶん、承認欲求だ。
面白いことを書いて「いいね」押されたい!という欲が出ているから、こんなに面白いこと書いてるのになんで?
という気持ちになってくるのかもしれない。
よくよく考えてみると、Twitterでも同じかもしれない。
承認されたい気持ちが強かったのかもと思う。
承認欲求は厄介なものだ。

と、ここまで自分の気持ちの中を覗きながら書いてみた。
あれ?すごく楽。
何だか、心が軽い気がする。
心に支えていた何かを吐き出せた気がする。
というわけで、もう少しだけ吐き出してみよう。
僕は、自分で思う以上に承認欲求が大きい。多分。
だけど、別に認めてもらえなくても、見てくれている人はいるのだろうし、それについてのアクションをしていないだけかもしれない。
誰もが、必ず「いいね」する訳じゃないし、誰もが必ずコメントやリプライをする訳じゃない。
見ているだけの人もいるだろう。
うん、きっとそうだ。
だから、僕はまだまだ書いていこうと思う。
自分の言葉を。
自分の素直な気持ちを。
別に常に明るくいる必要もなければ、暗く落ち込んでいる必要もない。
今の自分を、素直に表現してみよう。
もともと書くのが好きな僕だし。
書いている時間を楽しめる僕だし。
難しく考える必要はない。
書きたいことを書こう。
きっと、楽しくなるはずだ。

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