新婚生活からドン底生活へ
運命と信じて結婚した夫の女癖の悪さは落ち着くことはなかった。
元教え子のカノジョも悪びれた様子はなく町で偶然に会ってしまったときも私の顔を見ても平気な様子だった。
嫉妬で苦しみ眠れない夜にカノジョの携帯に電話したこともある。
そんなときもカノジョは平然と
「先生とは結婚をする気なんてないので。
遊んでるだけだし…」とあっけらかんと話す。
夫にもカノジョにも怒りや悲しみをぶつけたところで
現実は何も変わらず私の気持ちは治まることはできずにいた。
ただただ寂しくて、悲しい夫婦生