踊って、跳んで、突き進む
数年前、
街で1~3番目に入るくらい人気のパン屋さんに勤めていたとき、
早朝から爆音で音楽を流し、仕込みをしていた。
それはもう、歌って踊って、飛び跳ねているような感覚で。
台風が来ていたり、雨や雪など低気圧の日も、
アップテンポの曲を流した途端、頭の中の無駄なことや寝起きのだるさが排除されて、身体がリズムミカルに動き出す。
店長の朝イチの言葉はいつも、
「おへそ!何でもいいから、音楽流して!!!」
開店までの間、音楽を聴きながらみんな夢中で無言で、
それでも頭の中では歌いながら踊りながら、飛び跳ねながら仕込みや開店準備をする。
懐かしいなぁ。
子どもが高校生のとき
意思を確認するとやっぱり、「大学に行きたい」と言って、
(自身の経験から、絶対大学は出た方がいいと思っていたけれど、押しつけるもんでもないから)
デスクワークに戻ることを決意したのだけれど・・・
パン屋さんでのそれは今でも習慣になっていて
身体の動かない時や精神的にくたばっているとき、
とりあえず一旦、音楽をかける。
寝たままでいい。
勝手に身体が歌いだし、
踊って、跳びながら、やるべき事が終わっているのだ。
よし、今年も・・・
歌って、踊って、突き進むぞ!!!
(周りから見てダンスができるか、リズム感があるかってのは別として・・・)