このレトロゲームが面白い! その2 『アイスクライマー』
座れ。
レトロゲー紹介第2作目は『アイスクライマー』だ。
近年ではスマブラ参戦で若いゲーマーにも認知度が高い。
パッケージ絵だとエスキモーが木槌で野生生物を襲うゲームに見えるが、ゲーム画面を見てもらえればわかるとおり、これは氷山を登って頂上を目指すゲームだ。
さて、このゲームの面白いポイントはやはり「対戦」要素にある。
このゲーム、天井を木槌でブチ抜いて頂上を目指すのだが、一方が
画面外に取り残されるとクレジットを一つ失ってしまうのだ。
よって、歩調を合わせて登頂することが必須となっている。
それを逆手にとったのが対戦プレイだ。
相手より早くひたすら上を目指し画面外に置き去りにする。
プレイヤー同士には当たり判定が存在するため、ジャンプで登ってきた相手を妨害して階下に叩き落とすことも可能だし、相手の乗っている床を下から殴って破壊し落下させるのも常套手段だ。
もちろん、協力プレイをしてもソロプレイをしても十二分に歯ごたえのあるアクションゲームとなっている。
しかし、このゲームをプレイするからには是非対戦プレイの醍醐味を味わってもらいたい。
酷寒の世界で生存競争を勝ち抜くのはお前だ。
お前だけなのだ。
はつねつにより体温が38どを超えているのできょうはここまでだ。
次回は「対戦プレイ」の原点にして王道をしょうかいする。
かくごしておけ。
【おわり】