2月22日は、自分の中では「落し物の日」
2020年2月22日。
通勤途中、駅から出て会社に向かう途中で定期券等が入ったカードケースを落とし、テンヤワンヤになった事件から、ちょうど1年だ。
あの時は…人生で3本の指に入るくらい焦った。脳がパニックになった。
出社して、タイムカードを打刻するその瞬間になって初めて気づいた。改札は普通に出たから、駅から会社のどこかで紛失したのだと。
ポケットを探しても無い。
バッグを探しても無い。中身を全部ひっくり返しても無い。
無い。無い。ない。ない。ナイ。NAI。。。ああああーーーーー!
無いことが確定した。
仕事は頭から吹き飛んだ。
カードケースを紛失してからは、もう普段の自分ではあり得ないくらい、恥も外聞もなく動いた。
カード会社をはじめとする色んな所に電話をかけ、交番にも足を運んで生まれて初めて遺失物届を書き、駅の改札で駅員に話を聞いたり。
普段内向的な自分はどこかへ消え、とにかく色んな事をやった。
(今回は、紛失したのが、よく使う少量のカードだけが入ったカードケースだからよかったものの、もしこれが色々なカードが入った長財布だったらと思うと…ぞっとする)
幸いなことに、その日の夕方ぐらいに職場付近の警察署から電話があって、落とし物として保管してる旨の連絡があった。交番で遺失物届けを出しておいてよかった、と思った瞬間だった。その日はすでに警察署が閉まっていて取りに行くことができなかったが、翌日無事に落し物は手元に帰ってきた。
この事件をきっかけに、落し物を見つけたら必ず警察に届けようと心に決めた。だから、2月22日は、個人的に、あくまでも自分の中でだけ「落とし物の日」ということにしている。
ちなみに、この事件をきっかけに、二度とカードケースを紛失してしまわないように、カードケースに穴を開けてカラビナをつけた紐を通すなど改造を行った。さらに、その日の夜、紛失防止タグのTileを買って、財布とカードケースの中に忍ばせることにした。
あれから1年、幸いなことに紛失には遭遇せずに済んでいる(カードケースを自宅に忘れて駅の改札でそれに気づく、というのは時々あるけどね!)。
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