汁男優は人間の専売特許ではないという話。

汁男優が人間だけのものではない、という衝撃的なことに気がつき、誰かに書かれてしまう前に書いてしまわなければと思い書いています。

そもそも汁男優とはなんでしょうか。大半の人にとって、説明は不要かと存じますが、AVなんかで(というかAV以外でそんなことは起きえない)、精子を供給するためだけに、本番男優の周りでたむろする男優のことです。

まぜ汁男優が人間だけではないというと、性交ないし放精をしているオスメスの間にささっと忍び込んで、どさくさまぎれに放精する雄というのが広く動物にみられるからです。(有名なのは魚とカエル)

そういうどさくさに紛れる雄のことをサテライト雄、なんていったりします。

例えばサケ科の魚には、同種の中で、川で生まれ、そのまま川に残るものと、一度海へでてから川へ戻るものがあったりします。

そして、海に出るもののほうが体のサイズが大きくなります。

そして海から戻ってきた大きいオスメスが交尾(魚は体外受精なので放精という形態になりますが)してる最中に、自分の精子をどさくさに紛れて掛ける。なんてことがあったりします。

サテライト雄とそうではない雄、そのサイズさが40倍以上に達するなんてことが他の魚で観察されるといったこともあるようです。

まあ生殖にかかわるかかかわらないかという違いがあるものの、汁男優は人間に限らないというお話でした。

人間のエロの想像力は、まだ動物の範疇をこえないようです。



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