私のADHD 小学校から高校まで

まず、手始めに
これまでどういう生き方で、
ADHDとわかる大学前はどのようだったか
振り返ろうと思います。

私は子供の頃から、
毎日忘れ物をする
集団行動ができない
興味がないことに集中できない
周りが好きなことに合わせることができない
といった傾向がありました。
典型的なADHDの不注意や注意欠陥の傾向だと
今ならわかります。

忘れ物は本当に酷かったです。
授業に必要な教科書や絵の具、リコーダー、習字道具
上履き、諸々何かを忘れない日はありませんでした。
先生が忘れ物を毎月集計していて
毎月忘れ物王の称号をみんなの前で与えられていました。

勉強に興味を見出せず、
1年間全く宿題をやらなかったこともあります。
(みんなの前で発表された上に母親も呼び出しを食らっていました)

周りがAKBや嵐に夢中になっていて、
ほとんどが話題でついていけず、
頑張って見ても何がいいのかわからず
とりあえず知ったかぶりをしていました。
あーそれいいよね!と知ってもいないのに共感する嘘をつき続けていました。

思ったことをすぐ発言してしまい、
今思えば場を凍り付かせたり、悲しませたり、
怒らせたりすることが多々あったように思います。

小学校、中学校は特にそれで長く悩むことはありませんでした。
誰かが大抵フォローしてくれますからね。

高校になると、女子が忘れ物をするのは恥ずかしかったり
忘れ物が顕著に成績に影響してきたりと
なかなか大変でした。

数学や理科は全く興味が持てず、一番時間を割いて必死にやっても
頭に入ってこず、いつも赤点スレスレでした。
逆に勉強しなくても国語はいい点がとれ、
歴史であればいくらでも勉強することがきでました。

人間関係も中学校までよりうまく築くことが難しかったように感じます。
元々固定の人と行動をするのが苦手だったため、
女子特有のペア行動がうまくできませんでした。
また、女子とも男子とも友達関係を同じようにしていたため
そこに対して違和感を持たれることも多かったです。

忘れ物とミスは一向に減らず、
宿題やテスト課題はやっても忘れ、
模試の自分の名前は間違え、
受験の必要な記入事項もミスるなど
周りよりできないことが顕著に明確化してきました。

この頃はまだ発達障害という言葉が
一般認知されていませんでした。

もし、子どもの頃から診断されていて、
投薬し、どう改善したらいいか
助けてもらえる時期に行動できていたらどれほど良かったか
今思っても遅いですが
常々考えてしまいます。



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