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1月28日

今日から国際交流基金の展示会でのお手伝いを始めた。
受付と質問対応を任されており、英語で話さなくてはいけないことにプレッシャーを感じていたが、杞憂に終わった。
というのも、来場者はたったの3名、そのうち1人は日本人の友人だったからだ。
もう2人に関しては最初は英語で話していたが、私がヒンディー語を勉強していると分かると途端にヒンディー語でしか話してくれなくなった。
今年の8月に日本に行くそうで、おすすめの観光スポットはどこ?とかホテルとホームステイどっちがいい?とか色々聞かれたけど、むにゃむにゃと適当なことを言うしかなかった。日本の観光地にホームステイ(民宿?)ってそこまで根付いていない気がする。

3人しか来なかったので、かなり暇を持て余した。
その間は何をしてもよかったので、友人にお勧めしてもらったヒンディー語の料理動画とかヨーギーの説法動画とかを見たり、パンフレットの折込作業を手伝ったりして過ごした。
私の他にもう1人インド人の男性職員が来ていた。というか私のせいで本来休みだったのに来なくてはならなくなった。流石に機材のセッティングとかを素人に任せられなかったのだろうが、かなり気の毒だった。
日本語がわかるわけではないし、お互いおしゃべりではなかったので、ほとんど話さなかった。でも、めっちゃ美味しい紅茶を淹れてくれたし、何か手伝おうとしても自分でやると言って聞かず、かなりのお嬢様扱いだった。
今日で3人ということは明日以降は誰も来ないのでは?と不安になったが、英語を話さなくても済むことにかえって安心してしまっている自分もいる。

寮に帰ったら、友人らが焼きうどんを作っていて私にもお裾分けしてくれた。うどんのあの食感はやはりなかなか味わえない。
外出している間に友人が寮の学生代表から手紙を受け取っていた。例の2月に行われるイベントのスポンサーになってくれという内容で、宛先は日本大使館。月曜までに郵送しろとのお達しだった。
大使を呼ぶほど大規模なイベントだと知って驚くとともに、その手紙の中に書かれていた請求額に驚いた。なんと600000ルピー。日本円にして100万以上。0を1個間違えてるかと思ったが、本当にそう書かれていた。
慌てて大使館で働いている先輩にも確認したが、大使館としてはこういった依頼には一切対応していないとのことで、一安心。他の団体などからもたびたび金銭を要求する文書が送られてきていると知り、なんとも言えない気持ちになった。
お金が出ない旨を学生代表に伝えたら「もう一回頼んで🥺」と送られてきたけど、逆にこんな大金を貰えると思っていたのか。
大使館でこれなら、私はいいカモにしか見えないだろうなと思った。

♪ Almond Eyes / KIRINJI, 鎮座DOPENESS

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