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1月19日

このnoteに眠れない、起きられないと書くせいで、余計に不眠が悪化している気がする。
この日は4時に寝て11時に起きたが、睡眠時間のわりにずっと眠かった。
カフェインはとっくに効かなくなっているし、それなりに歩いて体を疲れさせても、目を閉じて自己嫌悪に浸っているだけで2時間経過、みたいなことが続くと流石にメンタルにくる。
眠くないのに布団に入って失敗経験ばかりを積むとますます良くないらしいが、あくびが出たから布団に入ったはずなのだ。よくわからない。
乗るはずではなかったリクシャーに乗って、聴講に間に合うようにドタバタと寮を出た。

共和国記念日が近づいているからなのか、大御所の誰かが来ているからなのか、大学の周辺にはライフルを携えた迷彩柄の警官たちが大勢いた。でもよく見たらご飯食べたりケータイいじってたりするやつらばっかりで、数が多いだけのまったく覇気がない集団だった。
しかしいつも通り正面の門から入ることはできなかった。何回授業があると言ってもどうしても聞き入れてもらえず、他の学生たちも困惑していた。
仕方がないので遠回りして裏門にまわる。そちらではIDカードを出せと言われ、持っていないので一瞬怯んだ。でも最近もらった寮のIDカードを見せたら入れてもらえた。いいのかよ。
今日の授業はメインで使う教室とは違うラボというところで行われる。中庭で誕生日パーティーをしていた友人らと合流して向かった。

絶対暇してる

ラボの授業は普段教わっているのとは別のおじいちゃん先生の担当だ。30分ほど遅れていらっしゃった。
会うのは2回目だったけど、前回は完全にインド人学生だと思われており気付かれなかった。はじめまして、と初対面を装って挨拶すると、「ヒンディー語学部とは違ってうちはきちんと授業しますから、今日遅れたのは私が学科長で他の仕事があったからですよ」と初っ端から言い訳された。やっぱり大学全体で見てもやべーところだったのか、とガッカリしつつ、笑った。
前に受けた時も思ったけど、この先生も教えるのが上手い。ジョークを交えながらも、ポイントを押さえて説明してくれる。私のことを気遣ってヒンディー語でもたくさん話してくれた(それが他の学生にとって良いかは微妙)。
「と」「ば」「たら」という条件文の助詞の使い分けとか、気にしたことなかった。
日本語指導に興味が湧いてきたところだけど、外国語学習者ならではの視点を取り入れつつ外国語で母語を教えるなんて私にはまだまだ難しすぎる気がしてきた。

間に合うだろうと思って一緒に駅まで歩いていたが、みんなマイペースすぎて食堂が閉まる時間が迫っていた。
ようやく駅に着いてお別れ、というところでポロッと「お昼ごはん間に合うかな」みたいなこと言ったら、「なんで早く言わないんだ!」とまた昨日のように叱られリクシャーに強制的に乗せられた。別に間に合わなかったら宅配で何か頼むだけなのに。こうなると話を聞いてもらえない。
おかげで食堂が閉まる5分前にかけこみ、おじさんたちに嫌そうな顔をされながらポテトを大量に食べた。

日本舞踊の練習を少しした後、友人らとまた苺大福を作った。私はほぼ何もしていないというか、むしろ餅で餡を包む作業でだいぶ足を引っ張った。
出来上がった苺大福をデザートに、一緒に夜ごはんを食べていつも通り長話していた。
旅行の土産話を聞いた他は、話す内容も毎回同じだけどそれが楽しいし安心する。私は安心している場合じゃないのかもしれないけど。
他のカレッジでも昨日くらいから授業が始まって、少しずつ元に戻り始めている。それだというのに逆に生活リズムが崩壊している私ってなんなんだ。
ここのところ寝ようとすると3月以降のことで頭がいっぱいになってしまう。考えても仕方がないのだが、決まっていないことが多すぎて怖い。
帰国かインターンか、来週中には決められたらと思う。

片栗粉とか粉系触ると鳥肌立つの私だけ?

♪ 転がる岩、君に朝が降る / ASIAN KUNG-FU GENERATION

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