見出し画像

1月29日

今日も展示会のボランティア。
ただ3人しか来なかった昨日とは違って、そこで開かれる日本語の講座の受講生が20人ほど来た。
初級クラスなのか積極的に話しかけてくる感じはなかったが、去り際に「ありがとうございます」と言ったり受付名簿にカタカナで自分の名前を書いたりする人もいた。こちらも決まり文句を言うだけなので気が楽だった。

そして今日は国際交流基金の職員さんも多くいらしていて、その中の1人のインド人男性と数時間話した。
話したというか、彼がたどたどしい日本語と英語を織り交ぜて話すのに相槌を打っていた。正直しんどかったが、自分の身に置き換えると口が裂けてもそんなことは言えない。自分自身ヒンディー語が話せないのに悩んでいるからこそ、拒絶するわけにはいかず。
地方の村で結婚式をした際に封筒が配られ、ご祝儀を包む用かと思ったら向こうからのお礼のお金だったとか、そういう場所に行くと顔や服装で他所の人間だとすぐにバレるし言葉も通じないとか、インド人による国内でのカルチャーショック的な話が面白かった。やっぱりデカい国だなぁと思う。

残りの時間は勉強するか、チャーエを飲むか、折込作業を手伝うかだった。
正直記憶にないくらいには暇で、作業的に辞書を引いてしまう悪い癖を発動していた。せっかく勉強する環境が整っていてもすぐこうなってしまう。
英語を勉強しようと友人に勧められた TED Talk を見始めたが、前にもこれで挫折したのを思い出した。受験時代から時々流し見ては、字幕あるなら字幕つけて見ればいいじゃんとなってしまって続かない。
諦めてこれもまた勧められた渡辺直美さんのポッドキャスト “Naomi Takes America” を聞き始めたら、めちゃくちゃ面白かった。
文法的には崩壊してるけど、コミュ力さえあればどうにでもなるのだなと思った。
私にはそれがないから語学力を磨く方が早いと思っていたけど、ここまで「間違ってもいいからとにかく話す」を実践しているのを見せられると、私の変に高いプライドとかが本当にバカらしくなってくる。彼女のようにはいかなくとも、これくらい気軽に外国語で話すようにしようと思った。

♪ Everything’s beautiful / Hiatus Kaiyote

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?