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【備忘録】本名?実名?匿名?ブログネームはどうするべきか

※この記事は2015年2月にブログで書いた記事をnoteに移行したものです

今回の記事は、ブログを運営する上で重要な「名前」について書きました。

これは、私が「ブログを運営していく上で、実名(本名)でやるべきか、匿名でやるべきか」について真剣に向き合い、考え、そして出した結論の備忘録です。

実名(本名)と匿名に関する議論・記事・ブログはたくさんあります。

ブログの名前をどうするべきか悩んでいる人が、このブログを読んで、一人でもいいので「しっくりくる」ことができれば嬉しいです。

結論

最初に結論を述べます。

「このブログは実名(本名)で運営する」

なぜ、この結論に至ったのか?

いろいろ思ったり、考えたりしましたが、できる限り簡潔・簡単にまとめました。

以下がそのまとめになります。

本名と実名と匿名

まず初めに、「本名」「実名」「匿名」の意味・違いを調べました。

・本名……筆名・芸名・偽名などに対して、本当の名前。実名。ほんめい。
・実名……本当の名前。本名(ほんみよう)。じつみょう。「 -は知らない」 → 仮名(かめい)
・匿名……自分の名前を隠して知らせないこと。また、本名を隠してペンネームなどの別名をつかうこと。「―で投書する」「―批評」
[引用元:https://kotobank.jp/]

匿名と本名・実名の違いはわかるものの、本名と実名の違いがわからない。

なので、本名と実名の違いを調べたところ、こんな解説がありました。

本名は、芸名や偽名など別の名前で呼ばれる場合に、それに対する本来の名前という意味で用いられる。
例えば「犯人は本名を偽って山本という偽名を名乗った」などと使う。
これに対して実名は、あえて名前を隠さないという意味合いがあり、「実名報道」や「実名登録」などに用いられる。
そのため「実名を偽る」という使い方はしない。
また実名(じつみょう)に対して仮名(かめい)という言い方もする。
[引用元:http://lance3.net/chigai/index.html]

なっとく!

要するに、今回の議題を簡潔に言うと「ブログネームは、実名登録か、否か」ということです。

リスクから考える、実名登録か、否か

議題がはっきりしたので、次に、実名登録のリスクについて考えてみました。

ここで言うリスクとは「プラスの影響とマイナスの影響。そのどちらも含めた不確実性のこと」と定義します。

実名登録のリスク

1.信頼度のリスク

匿名よりも実名の方が、読者にとっての信頼度は高くなります。

シンプルですが、とても重要なことです。

「架空の人物ではなく実際に存在する人だ」と、読者に強く印象付けることができます。

そして「実在する人」だと思うからこそ、読者は発言を受け止めやすくなり、ライターにも興味が湧きます。

結果的に、ブログのアクセスアップだったり、自己ブランドのアップにもつながります。

2.評価のリスク

実名登録では、全てが自分自身に返ってきます。

発言、行動、結果、etc……。

それら全てを受け止めきるだけの覚悟が、実名には求められます。

私は普段、ブログを書くときに意識していることがひとつあります。

それは「5年後もしくは10年後の私が見ても”良い記事”と思えるかどうか」です。

初めは”恥ずかしくない記事”にしようと思いましたが、5年後の私は、恐らくこの表現では恥ずかしくない記事だと判断してくれないだろうと思い、”良い記事”へと変更しました。

3.社会性のリスク

最後が社会性のリスクです。

例えば、ブログがきっかけで、新たなつながりができたり、コミュニテイができたりした。

逆に、コメントや記事が炎上して、周りの人(家族や友人、はたまた会社)にまで迷惑をかけてしまった。

実名・匿名に関わらず、誹謗中傷は絶対にダメです。

サラリーマンであれば、会社という組織に所属しているので、そのことも考える必要があります。

ちなみに私は、ブログでは仕事のことについて基本的に触れない、という方針を掲げています。

匿名登録のメリット

以上、3つほど実名登録のリスクをあげてみました。

これらのリスクは、回避するのは不可能です。

そして、TwitterやFacebookに代表されるSNSが普及した今日では、多くの人が少なからずこれらのリスクを取っています。

匿名のメリットは、これらのリスクが小さくなることです。

要するに、実名でも匿名でも、程度の差はあれ同じリスクを抱えているわけです。

実名と匿名、どちらにするべきか

「実名でも匿名でも同じリスクを抱えている」と、先ほど結論づけました。

違いはリスクの大きさのみ。

それなら話は簡単。

ブログをやる目的、内容から、リスクをとるかとらないかの判断をするだけ。

結果、私はリスクをとるという判断をして、「このブログは実名で運営する」と決めたのです。

まとめ

実名でブログをやっている人は「なにか成し遂げたいことがある人」だと思います。

もちろん、私もそうです。

その目標を達成するため、ブログを重要なツールのひとつと考えているからこそ、リスクをとって実名で運営してるのだと、私は考えています。

おわりに

最後に、私が好きな言葉をひとつ紹介したいと思います。

「あなたが思っているほど、世界はあなたに興味がない」

どこでこの言葉を知ったのかは忘れましたが、おそらくアドラー心理学からきています。

しかし実際のところ、他者はそれほどにも「あなた」を見ているものでしょうか
あなたを24時間監視し、隙あらば攻撃してやろうと、その機会を虎視眈々と窺っているものでしょうか?
おそらく違うでしょう。
わたしの若い友人が少年時代、長いこと鏡に向かって髪を整えていたそうです。すると彼は、祖母からこういわれました。
「お前の顔を気にしているのはおまえだけだよ」と。
それ以来、彼は生きていくのが少しだけ楽になったと言います。
[引用元:嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え(著者:岸見一郎・古賀史健)]

なかなか心に響く言葉だと思いませんか?

ベストセラーにもなっている「嫌われる勇気」ですが、まだ読んだことがない人は読むべきです。

特に「トラウマを抱えている」と思っている人におすすめです。

私は大きく考え方が変わりました。

少し雑談が入りましたが、以上が「このブログは実名(本名)で運営する」と決めた、私の結論の備忘録です。

以上、「ブログネームは、実名登録か、否か」の個人的考察でした。

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