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「鳥のように空を自由に飛びたい」

紀元前5世紀ごろ、ギリシアの学者アルキタスが蒸気で推進される
鳥形飛行体「鳩」を200m飛ばしたと伝えられる


 
3世紀ごろ、諸葛孔明が天灯という熱気球を飛ばしたと言われる。
15世紀にはいるとレオナルドダヴィンチが、ヘリコプターの原型と
手動式羽ばたき機、また落下傘の研究発明をしている


 
どの時代においても、空を自由に飛び回るって憧れなんだよね
 
日本でも、18世紀の同じ頃に岡山県と沖縄県に空を飛ぶ夢を
抱き、挑戦した人がいるんだよね


 
1785年に浮田幸吉が滑空飛行に成功したとされている
1787年には琉球の花火師、飛び安里がオーニソプターで飛んだ。
 
沖縄にも、こんなチャレンジ精神旺盛な先輩が居ると思うと嬉しくなり
興味を持った


 
、弟子のカズがちょうど、沖縄の先人達のレポートをしてたから
「よし、カズ行くぞ!」って思いのままに、飛び安里が飛んだとされる
南風原町字津嘉山にある「飛び安里」初飛翔顕彰記念碑に行った


 
観光客も滅多に来ない場所なのだが、やたらお年寄りがいっぱい居て
杖を手に、長い階段を上っている、ヒーローも数人追い越すけど
キツイので、みんな大丈夫かな?って思いながら登った
 


そしてモニュメントの前に行き、写真を撮っていると
今日は、飛び安里研究会の方達が集まって、何か行事をするとの事
なるほど、だから袴姿の人もいたのか?
 


袴姿の方は、沖縄が大好きで東北の福島県からいらした
尺八の有名な演者だそうで、これから「飛び安里の歌」を初披露するらしい
 
他にも、実行委員会の識名さんや、歌を作った松田さん
沖縄史を研究している仲里先生など紹介して貰った、
 


カズ、この人達の知識を吸収したら、沖縄研究の第一人者になれるぞ
「今度、飛び安里の事を、大学の課題でレポート書くので取材させてください」
って頼んだら、私の所に資料があるから上げるよねって話が
いっぱい来た、凄い、感謝しかない
 
単に、飛び安里が気になって、出かけたわけだが、
この日、この時間に行かなかったら奇跡は無かった、
やっぱり、奇跡を起こすのは行動だよね、
 
滑空飛行に成功した浮田幸吉とオーニソプターで飛んだ飛び安里
二人の共通点は非常に多い、鳥が空を飛ぶメカニズムを熱心に研究した事
浮田は、表具師で紙や竹などを自由に操る技術を持っているし
安里は、宮廷の花火師で、花火で松竹梅の文字を打ち上げたらしい
二人とも、何度失敗しても失敗ではなく、諦める事が失敗だと思っていた
空を飛ぶ事が、この時代では早すぎたのか、飛ぶ人は叩かれるなのか
それでも飛ぶ事を辞めずに、二人とも死罪を言い渡されている、
 
ほんと勿体無いよね、飛び安里がもっと研究出来ていたら
飛行機の動力を、花火師の技術で火薬を使って飛ばしていたら
ロケットの開発で日本が世界一になっていたかもしれないね~
 


ヒーローも二人から学んだ「諦める事が失敗!」って気持ちで
自分の夢や、皆の夢をしっかり応援して行きたいと思います










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ヒーローコーチ「未完成人」
春と秋に、北は北海道から南は沖縄まで、日本縦断テニスレッスンの旅をしています、何処かの町で逢えるのを楽しみにしています