『世界大百科事典23巻』
ヒーローが中学一年生の時に、
父が世界大百科事典23巻を購入した、
興味津々で見ようとしたら、これは父ちゃんの大事な本だからって
書斎のガラス付き本棚にしまわれた!
中学2年までは、勉強が大嫌い
こんな勉強、大人になって役に立つ事は無いと思い込んでいた、
中3の時、初めて学歴が必要と知り勉強に芽生えた
学校の先生が言う事は、前に進み過ぎてチンプンカンプンなので
友達から簡単な事を教えて貰った、
解るって面白い!そう言えば家に世界大百科事典があったなと
思い出して、本棚のガラス戸を開けると、
買って来てから、そのままの状態で2年も放置されていた、
あの付く言葉から順に23巻に分かれている
最初の一冊をカバーから外し、取り出してカバーを戻せば
無いようには見えない、これで父ちゃんに怒られない
読んでいると、興味がある事がいっぱい出て来る
当時はコピー機なんて無い、
なので、ハサミで切り取って自分のノートに張り付ける
アウシュヴィッツで行われていたユダヤ人の人体実験やら
アインシュタイン、原子爆弾の構造やジェット機が飛ぶ理論から
ミケランジェロやダビンチ、ルノワールやゴッホやピカソなどの画家
ベートーベンやバッハ、ショパンやモーツアルトなどの音楽家
ソクラテスやプラトンやアリストテレスなどの哲学者
ジュリアスシーザーやチンギス・ハーンやナポレオンなどの皇帝
高校受験の前には23巻目を終え、大学ノートも23冊になっていた、
人から与えられた勉強より、自分の為の勉強は超面白い
その後、数十年、本棚に眠る切られた百科事典は、
あけられる事は無かった((´∀`*))ヶラヶラ❤
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春と秋に、北は北海道から南は沖縄まで、日本縦断テニスレッスンの旅をしています、何処かの町で逢えるのを楽しみにしています