素顔の愚者

還暦間近。 妻と三人の娘(ほぼ大人)あり。 けど、ココロは永遠の少年。たぶん。

素顔の愚者

還暦間近。 妻と三人の娘(ほぼ大人)あり。 けど、ココロは永遠の少年。たぶん。

最近の記事

「空気」

正直なところ、「今更」? 「今になって」? と、悪態をつきそうになる今日此頃です。 マスク着用の「お願い」とか、 ワクチン接種の「お奨め」とか、 今になって、 あれは遣り過ぎだったと言う人が、 ちょこちょこ出てきた。 強制(的)だったとか。 差別(的)だったとか。 もちろん、 信じるところのモノを言う人が増えるのは、 良いことだと思う。 思うのだけれども・・・ 自身が言った(言わなかった)ことや、 自身がした(しなかった)ことについて、 全く触れないのはどうしたこ

    • 「努力」

      努力とは反復である、と何かで読んだことがあります。 それは本来、人に見せるものでも、人に評価されることでもありません。 努力することは大事。 継続することが大切。 それはそうでしょう。 でもね、 努力しているか、継続しているか、 それは本人にしか分からないことです。 あくまでも「経過」や「過程」の話で、 「結果」が出ない、伴わないことだって、往々にしてあります。 「努力義務」=「〜よう努めなければならない」・・・そうでしょうとも。 けれど「努力」しているかどうか

      • 「ジレンマ」

        送り手の側に、そりゃ稚拙はあるよ。 でも、受け手の側にだって、ピンからキリまでありまして。 受け手側に、送り手の意図を理解しようという意志がなかったら、 たぶん、それはもう、どうしようもない。 指南書の多くが「シンプルに書け」と言う。 しかしながら、端的に書くと、受け手はもう、勝手気儘に誤解する。 それを防ぐために、正確に、詳しく書く。 すると今度は、「ソコじゃないよ」なところに突っかかる。 今という時代には、 有り余るほどのツールが用意されてるのに・・・ 伝えるこ

        • 「屁理屈」

          論理的に切り返せない想定外の反論に、 それは「屁理屈だ」で論破した気になる人がいて・・・ 困ってしまいます。 よくあるのは、子供が繰り出す率直な物言いに対して、 面倒くさがりな大人が。 たまにあるのは、借り物の知識の穴を突かれて、 他に言葉が思い浮かばないノータリンさんが。 もちろん、こちらは「屁」のつもりはないんで、 怒るより呆れて「そうですか」と言うしかないのだけれども。 というか、大抵の場合、 屁理屈を捏ねる人に限って「屁理屈だ」で人を黙らせようとするもので。

          「社会」

          「社会」と呼ばれているものに実態はありません。 其処にはただ、様々な社会的役割を担う人々がいるだけです。 高齢者介護とか、障害者福祉とか、 あるいは出産、子育てとか、教育とか、 「個人ではなく社会で」とか言う人がけっこういる。 でもね「社会」なんてものは、本当はありません。 介護福祉士とか、相談支援専門員とか、 ケースワーカーとか、施設職員とか、がいるだけ。 皆さん、それぞれに名前を持った個人です。 熱心な人、切れ者、でもしかの人、なあなあの人、 いろんな人がいて

          「誕生日」

          本当のところは、あやふやであっても、 少しだけ特別な日として過ごせば、その分だけ大切な日になっていく。 恥ずかしながら、 本日、誕生日でございます。 だからどうした、ということもないのですが、 おもむろに「note」など始めてみようかなという話です。 実際、どこで、どのようにして生まれたのか、 自分自身は憶えてなくて、 何処かの誰かが、 こうであったと記録したに過ぎないのだけれども、 それでも、毎年、同じ日に、ちょっと何かすることで、 いつしか、ちゃんと誕生日になっ

          「誕生日」