ペイント大全ショウケース:ゴブリンのまじない師 パート6(小袋とハーブ、草カゴ、干しキノコ、腰紐のペイント)
よくぞ来た。今回のペイント大全は『ショウケース』…つまり、俺がどうミニチュアを塗り込んで仕上げていくかを順序立てて紹介していく。前回に引き続き、「ゴブリンのまじない師」を進めていこう。
このまじない師はたくさんの手周り品や小物を携えているから、何をどの順番で塗るかで、ペイントのしやすさ(筆の入り込みやすさは、ペイントの難易度に直結し、はみ出しの修正頻度にかかわる)がものすごく変わる。今回は普段よりもさらにペイントの手順に気をつけながら進めていこう。
それと、ショウケースで毎度言う『キッチンタオルに余分を吸わせて筆先を尖らせたら…』のくだりについて。毎度書いているので読み手も目が滑るため、今回からは割愛する。だから言及がない限り、俺はカラーを筆に吸わせた後、必ずキッチンタオルに余分を吸わせて筆先を尖らせてからペイントしているからね!
それじゃあ、始めようぜ!
小袋のペイント
左手に持つ杖には、袋詰めの植物が吊り下げられている。薬草か、魔法の触媒か、あるいはコウモリや虫の嫌がる匂いを放つ虫除け剤なのか…いずれにせよ、何らかの怪しげな草であることは間違いない! 小袋の素材は、シワの入り方からしてヌメ革か、防腐処理を施した動物(あるいは我々人間にって非常に身近な存在の!)内臓だろう。
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