🔰ペイント大全ベーシック:ミニチュア持ち手伝説
よくぞ来た。ミニチュアを直接手に持ってペイントするのは、一見手軽でこそあるが、さまざまな点でチャレンジングだ。
アンダーコートをして以降は、ミニチュアのペイントがすみ、トップコートで表面保護をするまで、ミニチュア自体をベタベタ触るのはあまりおすすめできない。指の脂がミニチュア表面についてカラーの定着を弱めたり、何度も触る摩擦でカラーが剥がれたり、時には取り落としてHELL HAS COME…になったりするからだ。
だからといってペイントスペースの机などにミニチュアを置いてペイントするのもダメだ。背中や首を傷める原因だし、そもそもペイントしづらい。
医療用の薄い手袋をしてペイントする人もいるが、めんどくさいし、汗をむちゃくちゃかくのであまり気持ちのよいものでもない。そして触ることによる摩擦の問題は解決できないままとなる。
そうして生まれたのが、ミニチュアに持ち手をつけてペイントするという文化だ。ミニチュアの持ち手は一度使うと手放せなくなる。ここでは、超ベンリな持ち手の作り方を解説しよう。それじゃあ、始めようか!
ミニチュアの持ち手 5つの効能
俺自身、持ち手を使い出して長く経つが、以下の効能を実感している。
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