毛皮をまとう騎士たち4(完結編 細部のペイントと仕上げ、トップコート):ペイント大全ステップアップガイド
よくぞ来た。前回で肌、紫の布、黒い鎧まで仕上げた「毛皮をまとう騎士たち」が今回でいよいよ完成する。まとめ塗りでの5体同時進行では、単体の塗りこみとはまた違ったアプローチとテクニックが必要。特にそれが活きるのが細部のペイントだ。塗り込みすぎず、それでいて過度に手抜きをしないペイントテク選びと効果的な色使いが、魅せるまとめ塗りのカギになる。
今日は、細部のペイント、地面の仕上げ、トップコートから完成までの各ステップを詳しく解説していこう。それじゃあ、早速行ってみようか!
ゲートルのペイント
騎士たちのうち二人、“肉を裂くもの”ホルトと“心臓突きの”マルネウスは、スネに革製のゲートル(脚絆)をまいている。まずはここから仕上げよう。
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