ペイント大全エクストラ:戦闘シーンのヴィネットを作ろう1(モデリング編)
よくぞ来た。ペイント大全EXTRAは、俺(籾山庸爾)以外のゲスト執筆者が 製作の秘密をみんなとシェアしてくれるシリーズだ。今回執筆をしてくれるのは大河原良介氏。トーチベアラー2020にしてトーチガード2023の称号を持つ凄腕趣味人で、もはやおなじみのゲスト執筆者だ。
それでは、氏にバトンタッチしよう。楽しんでくれ!
戦闘シーンのヴィネットを作ろう
みんな、ホビーを楽しんでいるかい? 大河原良介だ。
今回は、2体のミニチュアを組み合わせ、改造をせずに元のポーズを活かしつつ、ドラマチックなヴィネット(小型ジオラマ)を製作してみよう。
さあ、さっそく始めよう。一緒にホビーを楽しもうぜ!
作品の構想と役者たちのオーディション
俺は今回、コレクションを眺めながら浮かんだインスピレーションを形にすることにしたよ。
先日購入した『王国の騎士たち(5体)』のうち、剣を前に突き出しているやつを眺めていたら、彼が誰かと今まさに戦っている最中に見えてきたんだ。
次は相手役だ!今回、俺のコレクションからオーディションを勝ち抜いたのは『スケルトンの戦士/剣v2(4体)』から、剣を地面に突き刺して体を捻るポージングのやつだ!
この二体を至近距離で組み合わせると、まるで激戦の最中! 俺はいつものように台座を自作し、彼らの“ステージ”を用意した。上面は円形で直径は48mmにしたよ。木製台座の自作については、このエクストラ記事で紹介しているから、ぜひ参考にしてみてほしいな。
こんな感じで、戦闘中の一瞬をヴィネットで表現していこう!
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