ペイント大全ショウケース:トロール パート4(粗雑な作りの棍棒&腐り干からびた生首)
よくぞ来た。前回のショウケースで体のペイントは一区切りとなり、棍棒にも少し手を入れたね。今回は、右手に持つ『粗雑な作りの棍棒』と、左手に持つ『腐り果てた生首』2つのペイントを進めよう。
それじゃあ行ってみよう!
棍棒のハイライト1段目(ドライブラシ)
先日のショウケースで、ステイニングぎみのベースコートを棍棒にして、ジュース・シェイディングで軽く凹凸を引き立たせたよね。ここからさらに色を重ねて、深みと質感を出していこう。
まずはドライブラシで凸部を引き立て、ハイライトをかけていく。1段目はコートデアームズ527【タンクドラブ】。棍棒のベースコートで使った緑みのある茶色だね。パレットにとったカラーは薄めずにボロ筆になじませ、キッチンタオルでよく拭き取ろう。
今回のドライブラシでは、いつものように筆先を回すようにやるのではなく、木目に対して垂直になるようにする。こうすることで凹部に筆先を入れることなく、凸部にだけカラーを載せられるからね!均一にまんべんなくやらず、少しマダラになるようにドライブラシすると、加工していない木材特有のゴツゴツした風合いを出せるよ。
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