はじめてのキッチンテーブル 中編(ペイント大全:ステップアップガイド)
イントロダクション
よくぞ来た。前回に引き続き、「はじめてのキッチンテーブル」のペイントを進めていこう。
それじゃあ早速行ってみよう!
各部の再ベースコート(フラットペイント)
全体的に茶色いトーンになった調理台。その上や棚の中には、文字通り沢山の小物が造形されている。これらが一体になっているのではなく、あくまで個別の物品が収められているように見せる上で大切なのが、色味の根本的な違いだ。そこでまず各部を改めてベースコートし、視覚的にも調理台と別物に見えるようにするところから始める。
使うのはコートデアームズ222【ホーストーン:ローン】。明るいセピア色だけど、かなり灰みがあってくすんでいるので、発色と隠蔽力に優れるカラーだ。パレットにとったら少し水を加えて上写真左くらいに伸ばし、まずは調理台の上にある皿やパイ、布巾や綿棒をフラットペイント。
続いて、棚の中にある穀物袋、野菜とカゴ、皿、箱に入った芋なども同じく222【ホーストーン:ローン】でフラットペイント。鍋やタンカードなどの金属製品や、箱などの木材部は今のところ放置でOK。
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