試し読み機能がすばらしいから
noteは常に改善を続けている。最近になって、有料マガジンの記事に『試し読み』機能がついた。つまり、定期購読していなくても、有料マガジンの記事をちょっと読めるのだ。以前のように「定期購読マガジンの記事は全部有料で絶対に読ませてあーげない」と言う、極寒のスウェーデン北部仕様ではなくなったのである。いわば、昔の本屋でよく見かけた「立ち読み」文化が再び(作り手を助ける形になって)芽生えたのだ。
有料記事の『試し読み』機能がリリースされた直後から俺もよく使うようになって、非常によい。カウンシル記事でもペイント大全の記事でも、一部であれ無料で読めることで、初見の人の「へー!定期購読しよう」と言うモチベーションに繋がるからだ。以前有料マガジンに入った記事は、「定期購読すると読めます:あと8310文字」みたいな表示が出るだけで、実に味気なかった。
『試し読み』機能を使うことで、必要に応じては全文無料公開にでき、なおかつ定期購読マガジンに入れられるので、購読者にちゃんと通知がいく。これは実にすばらしい。俺にとっては、家に初めて電子レンジが来た日と同じような衝撃である。『試し読み』機能はゲームチェンジャーだ。
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俺はたまに雑記を書き、無料マガジン「ハーミットイン通信」で発表する。なぜそれをやるようになったかと言うと、ハーミットイン図書室(ハーミットインのnoteのことだ)に初めて来た人が、何か読めるようにするためである。『試し読み』が実装されるまで、カウンシル記事やペイント大全の記事は、初めて図書室に来た人は当然何も読めず、ここで一体何がハプニングなのか、てんで見えなかったからだ(下の記事が、そもそも俺が雑記を始めることにしたキッカケについて書いた記事である)。
一方、無料マガジンに入った記事は、評議会メンバーに通知が行かない。そのため俺は今まで(今でも)、ツイッターにある俺のアカウント(@Paint_Hermit)を通じて、こうした無料エントリーの告知をやってきた(これからもやるよ)。だが、最近気づいたことがある。
ツイッターをやっていない評議会メンバーが、加速度的に増えて来ている。さらに言えば、もしツイッターをやっていて、俺のアカウントをフォローしてくれていても、ツイッターは情報の洪水だ。君のタイムラインにちょうど俺のツイートが表示されるか、わざわざ俺のツイートをこまめに見に来てもらわないと、まー気づかないよね。
つまり、カウンシルを読んでいるのにも関わらず、カウンシルに入らない無料記事(主に雑記や、インスタからの商店関連お知らせなどだ)であると言うだけで、その発表に気づいていない人がたくさんいて、しかもその人数が増えてきている、と言うことだ。無料記事でも重要なやつ(デスグロの紹介記事とかエラッタとか)は、ツイッターに加え、別途カウンシルの“つぶやき”でも告知してきたけど、俺のツイートを見た人にすれば情報の重複がしつこいだけだし、俺自身も違う場所に同じことを書いてて実に面白くない。
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なので、今無料で発表されている「雑記」系エントリーに、それぞれに適切と思える試し読みエリアを設定し、全てカウンシルに引っ越しさせることにした。今後の雑記、商店からのお知らせなども、それぞれ適切な『試し読み』エリアを設定して(内容によっては全文を無料で読める状態にして)、カウンシルに収録する。無論、こうしたエントリーはいわば「ボーナスコンテンツ」なので、定期購読の約束である「月4本のエントリー」には数えない。
つまりどう言うことかと言うと、評議会メンバーは、今後noteに新規記事が来たら必ず通知がいくので、読みもらすことがなくなるぜと言うことだ。ワーオ!すごいね! なお、記事の引越を一気にやると、一気にたくさん通知が届いてウルサイと思うので、少しずつ進めて行くよ。引越が終わり次第、無料マガジン『ハーミットイン通信』はSAYONARAだ。
では、そう言うことでよろしく!
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