ペイント大全ショウケース:若き騎士 パート1(クリーニング、アンダーコート、パテでの小改造、剣と鎧、赤いサーコート前半)
よくぞ来た。「マスターズ:ベーシスト列伝 テクスチャーヨーグルト奏法」で登場し、プラベースに載った「若き騎士」。一部巻き戻るけど、改めてミニチュアのクリーニングから始め、アンダーコート、グリーンスタッフでの小改造、そして完成までのペイントをショウケースで進めていく。
それじゃ、始めようか!
若き騎士を手早く・丁寧に・カッチョよく仕上げる
現在はリーパー・ミニチュア(アメリカ)でその腕を振るう古豪、ワーナー・クロック往年の名作ミニチュア「若き騎士」。かつてホビープロダクツ(ドイツ)のミニチュアだったが、同社の解散後、現在はラルパーサ・ヨーロッパ(イギリス)が生産している。
質素な意匠ながら上等な作りの板金鎧に身を包み、サーコートを翻しながら両手剣を腰だめに構えた姿は、まさに若き英雄と言った風情だ。腰に小さなベルトポーチを身につけている他は、旅の装備は持ち歩いていない。冒険の途中なのであれ、あるいは戦場の只中なのであれ、この騎士の荷物は、従騎士(たち)が必死になって運んでいる事だろう。
今回のショウケースでは、「手早く」だけど「丁寧に」そして「カッチョよく」仕上げることを目標に、ペイントを進めて行くぜ!
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