デス・オア・グローリー ディープダイブ -5-魔術師(ウィザード)とは
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『 DEEP DIVE(深掘り)』と題されたこのシリーズ記事では、ゲームルールや世界観、あるいはTIPSなど、デス・オア・グローリーをより深く楽しむための様々な記事を不定期で連載してゆく。第5回となる今回は、冒険者の称号から、「魔術師」について解説しよう。
魔術師(ウィザード)
広義では、魔法を扱える者を“魔法使い”と呼ぶ。それを使う者の種族や、得意とする魔法体系に応じて様々な呼び名があるが、人間の魔法使いは古来より「賢きもの」すなわちウィザードと呼ばれることが多い。
かつてウィザードは戦争の強力な担い手であったが、現在その数は少なく、ふるう魔力も上古の世と比べるとずいぶん衰退した。昔日の影のような存在となったウィザードではあるが、彼らのふるう魔力は今なお十分に強大である。ゆえに今日でも、魔術師は人々の耳目を集めてやまない。領主のなかにはその知恵を頼るものも、逆に迫害するものもいるが、人智を超えた力の持ち主を無視するほど愚かな者は、ほとんどいないのだ。
自身の魔力を磨くため、あるいは謎めいた目的のために、冒険者となる魔術師は少なくない。若く未熟な者も多いが、中には、一国すら滅ぼしうる魔力を持つ者もいる……実際にそうするかどうかは別として。
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