テイルズ・アット・ザ・ベイルファイア(14) トーチベアラー2020からの伝言
テイルズ・アット・ザ・ベイルファイア
〜焚き火を眺めながら語ろう〜
このシリーズ記事では、ペイントコンテスト『ベイルファイア』に関連したホビーアドバイスを届けている。
第14回連載となる今回は、昨年のベイルファイアにおける優勝タイトル『トーチベアラー2020』を獲得した、大河原良介氏(noteではからめる色素名義)から寄せられた記事を掲載しよう。
それじゃあ、氏にバトンタッチだ。楽しんでくれ!
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はじめに
焚火の季節がやってくる。そうだ、あの熱い焚火が再びやってくるのだ。
昨年、共に過ごした仲間は元気だろうか?また今年も共に語らう事が出来るだろうか?新しい仲間の姿を見るのも楽しみだ。
世界は疫病にまみれ、その渦は終息の気配を見せないけれど、今年も焚火を皆で囲める事をまずは喜びたい。
さて、昨年俺は栄誉あるトーチベアラーの称号を得た。これは今までの人生でも飛び切りの喜びだった。そして誇りでもある。何故か?俺は本気でミニチュアペイントに取り組んでいるからさ!
今日は俺とミニチュアペイントの付き合い方、楽しみ方、そしてちょっとしたコツなんかを語らせてほしい。俺の想いが皆の心に響いたら嬉しいし、今年の焚火で会えればもっと嬉しい!
俺にとってのミニチュアホビー
趣味だ!ミニチュアを組み上げるのも、ペイントするのも、そしてビネット仕立てで纏めるのも全てかけがえのない楽しみだ。趣味ってそういうもんだろ?楽しい、嬉しい、そういったハッピーな感情を生んでくれる素晴らしい営みだと思う。
俺にとってのミニチュアホビーは実際にミニチュアを手に取っている時だけではなく、あらゆるスキマ時間に楽しみを与えてくれるんだ。例えば、電車に乗っている時、次はどんなミニチュアをペイントしようか、どんな情景を作ってみようか、そんなことを考える。この時、当然ながら俺の手にはミニチュアが握られてはいないし、目の前にカラーが並んでいるわけではない。でも、ミニチュアについて考えている時、俺は確かに趣味の時間を過ごせているんだ。想像と創造が直結しているミニチュアホビーだからこその楽しみなのかもね。
ミニチュアの楽しみ方って人それぞれだと思うし、どんな部分にも楽しさは溢れていると思うよ。でも今日は俺自身の楽しみ方法を紹介させて貰うぜ。
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