シゾイドパーソナリティ障害
シゾイドパーソナリティ障害(スキゾイドパーソナリティ障害・統合失調質パーソナリティ障害・単純型統合失調症)と正式に診断されて1週間。
自分でもこの障害について調べてみたが、SNS上で安易に一般人がスキゾイドであると判断しているように思う。
私は原因もわからず7年間、統合失調症の陰性症状のようなものに苦しめられてきた。なぜかわからないけど無気力、他人との関わりがとにかく苦痛で仕方なく、誰にも話しかけられたくないし誰とも話したくなく、一人が好きで、表情も乏しい。
感情を表現するのが苦手だった。思えば学生時代の同級生にも何を考えているのかわからないとよく言われていた。
小学生くらいからスキゾイドではあったのだろう。それが障害に変わったのがおそらく7年前。
難病の発症と共に精神疾患にもなり社会生活が送れなくなった。大好きだった仕事も辞めなきゃいけなくなるくらい調子を崩した。好きなのに仕事に行けないのが辛かった。
そこからできるものもガタガタと転げ落ちるようにできなくなっていった。
本当にこの障害は苦しい。診断されるまでにも時間がかかる。(一時は統合失調症と言われていたが目立った陽性症状があったわけでもないので陰性症状だけがあるシゾイドパーソナリティ障害の診断が下された)
だから間違った情報を発信しないでほしい。正式に診断されたわけでもないのにスキゾイドを名乗るのはシゾイドパーソナリティ障害を患った人達に混乱を招く。
私が今回調べてみて困った点だった。パーソナリティ障害についての本も読み、実際にシゾイドパーソナリティ障害を患った人がどういう生活をしているのかが気になりTwitterで検索してみたら、間違った情報が散見されたのだ。
精神科医が書いた本を読んでいたので判断はついたが、読んでいなかったらわからなかっただろう。
シゾイドパーソナリティ障害の認知度が上がり誤解が生まれないような世の中になってほしいと願うばかりである。