40歳ギターリスト再スタート
思えばアメリカに音楽留学したのは遠い昔、20代の頃だった。
当時は謎の自信と身心の病を理由に自分を追い込めず逃げ回った日々だったように思う。
当然、当初の目標であったミュージシャンの基礎を身につけ、ジャズを習得するという目標は達成されることはなく、カリキュラム終了と共にそそくさと日本に逃げ帰った。
それが未だに後悔として残っているのか、昔の夢をよく見る。
そして40歳にして強い決意と共にあの日の呪いを解くために再びスタートを切ることにした。
そう、練習をするのだ。
音楽家として至極当たり前のことだが逃げ癖のついた私はそんなことも忘れていたように思う。
5年後を目処に、東京とニューヨークのジャズ界に遅咲きながらトライし直すために、鬼の練習と英語勉強の再開をここに宣言するのである。
今の時代、当時からは想像もできないほどテクノロジーが発達して、インターネットの活用などで驚くほど効率的に学びを得られる。
それも活用して精神と時の部屋を超える負荷をもって年齢の壁を突破したい。
主に、
読譜、スタンダード練習、トランスクライブ、英語の勉強を軸に1日10時間前後の時間を捧ぐ最近。
もはやおじさんの域に達してしまった生き物が5年後に輝くまでのドキュメンタリー。
しかと見届けて欲しい。
あくまでフォロワー獲得や人気者になる目的ではなく、練習と勉強最優先のため時に更新が滞ることもあろうかと思うが、読者の皆様にも何かしらの好循環が訪れることを願ってここに日記をはじめる。
追伸、
読譜の練習で頭から湯気が止まらない。